12月31日
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年末なので一年の振り返りを。
今年は実質2日しか働かなかったわけだが、それでも時間ってのはあっ
という間に過ぎていくもんだなあと思う。仕事はしていなかったわけだ
けど、僕は僕なりに今年一年を戦っているつもりだった。英語について
は、1年前ホントたどたどしくしか話せなかったので、積み上げたなー
と実感が強い。技術の情報を英語でも追いかけられるようになったのは、
大きいかなぁ。人工知能については、まだ1年生ってとこでしょうか。
全然わからないってのは乗り越えたけれど、まだまだ学ぶことが多いで
す。
今年はいろんな見知らぬ土地で生活してきたわけだけど、今も関わった
いろんな景色を思い起こすことができる。また、多くの外国の方と関わ
れたのは大きな経験だった。「異文化」なんてほどの大きな壁はなく、
そこはただの対ひとであり、単純に一緒に会話をするってのは楽しかっ
た。接した彼らは日本のことが大好きで、それについては「日本を愛し
てくれてありがとう」と思ったし、彼らを通して日本文化の良さを再認
識できた。
来年からは次のステップに入っていくわけだけど、自分の行動が間違っ
てなかったと言えるよう色々画策しいく予定です。ある程度予測を立て
てはいたわけだけど、この読みが大きく外れてないことを願います。
【メインな出来事】
マニラ留学、サーフィン、友人奥さんからの敵意、格安スマホ切り替え、
韓国旅行、セブ留学、ジンベイザメ、ボホール島、北海道旅行、シェア
ハウス(川崎)、シェアハウス(福岡)、地獄温泉、バルーンフェスタ、
シェアハウス(大阪)、外国人との交流、路上ライブのお姉さん、北野天
満宮の紅葉、USJ、ルミナリエ、TOEIC受験。
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12月23日
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大学友人らと忘年会。昼時に旅館に行きバイキングと温泉を楽しんだ。
もう友人の多くがが家族もちだ。ひさびさに友人の子供に接すると、
「こんなにもしゃべるようになったんだ」と驚かされる。半年ほど前に
友人が「うちの子は他の子と遊んだりできない」とため息をついていた
んだけど、今回そんな面影をまるで感じさせない変貌ぶりに「変わるも
んだなぁ」って思った。大人になると、こんなふうに自分を変えられな
い。子供のように、もっと柔軟でありたいなぁ。
ちなみに敵意ほどではないが「無職」に対し、風当たりの強さを感じた。
ぶっちゃけ「それってなぜ?」と思う。仮に今、知人が仕事せず生活を
成り立たせていたら、自分がそこに感じるのは、ちょっとの嫉妬と大き
な好奇心かなぁ。
この生活も遠くないうちに終わりを迎えるなかで、予想される質問に答
えておきます。それは「君、遊んでばかりじゃない?」です。言わんと
してることも分かりますが、僕の回答としては「おおよそ予定通りだっ
た」です。僕自身、それまでに何度か仕事しながらも勉強してきた過去
があり、休みの日に自分ができる勉強量ってやつをおおよそ把握できて
いました。逆に一日中勉強できないってことも、ガス抜きが必要になっ
てくることも。ただ、気負いすぎずに続けることさえできれば一定の変
化が生まれる。そういった過去の自分を知っていたから、自分はこの生
活に踏み入れることができました。まぁ、振り返ると、週1.5〜2日休み、
一日の勉強はがっちりやる時間が6時間程度ってとこでしょうか。ま、で
もたぶん伝え方が悪かったのはあるなぁ。「俺、一年無職して勉強する
わ」という言葉は嘘じゃないけど、誤解を生みそう。
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12月16日
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今年は留学し、そのあともオンライン英会話を続けてるわけですが、そ
の英語力は最終的に人の分かる形に変換しなければなりません。てなわ
けでTOEIC受験です。試験も今週末とせまる中、その勉強が必要だと感
じつつも、どうもあの無味乾燥な文章と向き合う気が起きません。そこ
で一計、「よし、今週は人工知能の講座、英語のやつを見よう」とした。
今週はだいぶ英語に染まったわ。そして迎えた実に5年ぶりのTOEIC。今
回感じたのが「あれ、今回は簡単なのか?」だった。だいぶ聞けたし、
読めた。(そんなこと言いつつ、残り10問が間に合わなかったのだけども
…)簡単か?そう思えるくらいレベルアップが図れたのならば、今年得た
ものはけして小さくないと思う。
試験を終えた解放感で友人と飲み。「普段なにしてるよ?」という質問
に「セブから戻って、シェアハウスを点々と…。横浜住んで、福岡住ん
で、大阪住んだわ」と返すと、「20代かっ!」と突っ込まれた。「いや、
でもいいなぁ。俺も2、3年働かないでいい金はあるんだよな」という
友人に「かも〜ん」と誘い込んでみた。
車のバッテリー残量が危うかったらしく、ディーラーで交換を勧められ
た。見積りは4万円。もっと安くする方法がありそうだと調べてみると、
最安値はネットで購入し、それを持ち込んで交換してもらう方法だった。
実際、半値で済みました。2万違ければ、それ2日分の働きだからね。
実際ケチな僕は、今年数多くの場面で値段の比較をした。友人らが「安
っ!」って反応してくれたのは、それが想像を超えた安さだったってこ
とになるんだと思う。例えば、格安スマホひと月2000円です。北海道へ
の航空券片道6000円です。4〜20時間のビデオ講座・一講座1500円です。
シェアハウス(六畳、電気・通信費込み)5万円です。30万を予定した高
スペックPC、メルカリで13万です、など。いろんな購入の選択肢が生
まれてます、こんなのもあるよがあれば、教えてね。
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12月9日
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カナダ出身のジョーダン。バンクーバの大学にてアニメーションの勉強
をしたという。そんなわけで意気投合し、一緒にお絵かきタイムを楽し
んだ。途中、中国の女の子が「私を描いて」とはいってきて、二人でス
ケッチ。それを終えた後、彼女から中国漢字を教えてもらった。(アメ
リカを「美国」って書くって情報は新鮮だったわ)それは確かに異文化交
流ってやつで、思い出深い日になった。
次の日にもう一人のネイティブが加わったのだけれで、そうなった時、
僕は彼らの会話がまったく理解できなくなった。ネイティブの会話を聞
き取るのは難しいってのは知ってたけれど、実際ほとんど理解できない
ってのはけっこうダメージがあった。まぁ、それでも一定の条件下であ
れば自分の英語は機能するので、この克服についてはしばらく保留だな。
大阪といったらUSJ。紆余曲折ありで、初対面の29歳男の子と行ってき
た。しかし、年のせいか、アトラクション一つ目にして酔った。そして、
その後に続くハリポタ、ミニオン、スパイダーマンでそれが増長。パー
クの記憶の半分は気持ち悪い、だな。それでもハリポタエリアには興奮
したし(あの見せ方はズルい…)、裸眼3Dには「なんだ、これっ」と驚い
たし、フライングダイナソーでは頭から落とされる絶望感を味わった。
次があるなら、事前に酔い止めを飲まなきゃなぁ。
神戸ルミナリエ。こういうとこは女の子ときたかったなぁと思いつつ…。
まぁ、こうやってオフの日にいろんな観光地を巡ってたわけだけど、ル
ミナリエを堪能したとき「ひと段落したなぁ」と思った。今現在もう
「あれが見たい」「これが体験したい」というものが、ぱっと思い浮か
ばない。
大阪のシェアハウスをでて実家へ。別れの際にジョーダンは
「I miss you.」と言ってくれた。しばらくは実家におります。
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12月2日
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多国籍なシェアハウスで生活してます。みな自国の人と話すときはその
国の言葉を使っているけれど、他国の人と話す際には当たり前に英語を
つかう。「英語が使えて当たり前」そんな環境に身を置くのはじめてだ
なぁ。
今週話したのはフランス人のアデル。「アニメが好き」と口にするのを
ためらってしまうのは他国でも共通なのかもしれない。好きな作品が
ジョジョ、ベルセルクとのことで濃いなぁと思った。彼のお勧めは
「甲鉄城のカバネリ」…ごめん、タイトルすら知らない…。
セブで知り合った姉さんと難波・アメリカ村めぐり。その日偶然にも道
頓堀でアイドルのフリーライブが行われていた。有名どころでは仮面女
子。けっこうキレッキレのダンスで、予想外に面白いものを見れた。
「近くだし紅葉の京都でも見るか」くらいの気持ちでおでかけ。でも色
づいた葉っぱに浮かれる年でもないわけです。嵐山は平日にもかかわら
ず多くの観光客でごった返してた。
ライトアップしたものも見ておこうと北野天満宮へ。入場料1000円にた
めらうも入場。はい、完全になめてました。紅葉とライトアップという
組み合わせ、考えた人、天才だろと思った。どれだけ興奮してたかって
…、その日はけっこう寒かったのだけれど、その寒さを忘れるほどだっ
た。
他、酸欠少女さユりのフリーライブ。彼女のファストアルバムはなかな
かの傑作だと思います。あとは元同僚の山ちゃんと飲み。「自分でニュ
ーラルネット作った」と言ってて、そういや数学強かったなぁと思いだ
した。
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11月25日
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シェアハウスの共有スペースには、電子ピアノとギターがある。気分転
換がてら誰もいないタイミングで弾いたりする。途中はいってきたイカ
ツイ兄ちゃんが興味深そうに見てきて「今ノ曲ハナンデスカ?」と尋ね
てきた。「千本桜だよ」と答えると「I know, Iknow!」と言い、その後
しばらく口ずさんだりするんで少しこそばゆかった。他にも、駅で出く
わした管理人さんに「以前弾いてた曲、タイトル思い出したんですけど
summerですよね」と話しかけられることがあった。
年齢がアラフォーに近くなるそんな中で、今年は数多くの初対面があっ
て…。その中では残念ながら「あ、こいつ俺に興味ねぇな」に出くわす
ことも何度かあり(この管理人も当初そのひとり)、でもそれをちょっと
緩和する施策はあるのだな。「芸は身を助く」ってのを感じた日だった。
AIの勉強は苦痛ではないものの「集中力きれた、もうダメだ」ってタイ
ミングはやってくる。そんな時はいったん学習を頭から追いだしてやる
のが大事で、YouTubeを見たり、街を散策したり、喫茶店に移動したり
する。しかし、これらの施策は職場で働いてたらほとんど無理なのな。
午後1時〜6時、そんな戦えるもんなのかなぁ。いっそリモートワーク
なら好きな形で息抜きできるのになぁ。
大阪の街もなかなか面白い。天王寺はお店何でもあるし、大阪駅内の装
飾には目を見張るものがある。路上ライブも有名ですな。駅へ向かう途
中、聞こえてきた歌に引き込まれた。非常に丁寧に作られたメロディー
ライン。CD2枚を買わせていただいたよ。
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11月18日
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大阪にてシェアハウス生活。今週、幾人かの外国人と話す機会があった。
ニューヨーク出身のフランクは、J-POP好きで、「この子らのライブに
行ったんだ」とPerfumeとBabyMetalのニューヨーク公演の映像を見せて
くれた。彼とは一度スマブラで対戦もした。食堂ではタトゥーをした
イカツイ兄ちゃんが、「カス?カリル?」と日本語の勉強をしていた。
フィリピンでもそうだったけど、こう外国の人たちが日本に興味を持っ
てくれているっていうのは、それだけでうれしいことで…。ふと、あぁ
こういううれしい気持ちをもらったなら、自分も返さなきゃな、と思っ
た。この先、他国の文化に少しでも目を向けられたら。こんなこと、外
国の人たちと話したりしなきゃ、気づきすらしなかったな。
AIの勉強の話。学ぶ範囲は広大で、それでいて世に「こうすればAI技術
者になれる」なんて道しるべもないわけで、その時々に自分自身で学ぶ
方向性を整理したりする必要がある。ここ最近さわったのは、他社のAI
サービス、スクレイピング、AWS(EC2、S3、Lambda)、UiPath、Herokuな
んかで、自分でも若干迷走しとるなと感じるほどだった。しかし、ここ
いらを一気通貫でつなげることができたとき(自動操作(RPA)の中で、問
い合わせ(AWS Lambda⇒他社のAIサービス)を行い、そしてその戻りによ
って次の挙動が変わる)なんかをやれると、出来ることが広がった!と
思うことができた。
データサイエンティストのセミナーに参加。今回、データをつっこむだ
けで全自動でAIを作ってしまうシステムを目の当たりにした。まぁ、そ
んなふうに作ったAIが業界を席巻してしまうなんてこともないだろうけ
ど、AI業界も楽な世界じゃないぞ、と身を引き締めてみる。
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11月11日
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福岡にさよならを告げ、地元の職安へ。それを終えた後、新たなる地
・大阪へ。それまでの2つのシェアハウスが民家・少人数だったことも
あり、次は違う選択をと、多国籍で大世帯のハウスを選択した。着いて
から知ったのだが、100人も在住しているとのことで、それは多すぎだ
と思ったりしたが…。日常では当然いろんな外国人に出くわす。ただ、
すでに輪ができていたり、または黙々と自分のペースでやっている人な
んかで、なかなかはいるのは難しいなと感じる。どうであれ、仲良くや
ろうと思うなら自分から動きださなきゃなぁ。
本で現状のAIの活用事例を勉強。例えば、幼稚園。今の幼稚園では園児
の写真をWebでシェアする仕組みがあるそうだが、その際のNG写真(ピ
ンぼけ等)をAIがはじいてくれたり、また運送業界ではAIを使っての事
故を減らす取り組みが行われたりで(すでに結果も出ている)、いろんな
取り組みがはじまったんだなぁっと実感した。
AIの勉強の話。AI開発はすることが多いのです。手元にあるデータから
特徴を見出したり、データを加工したり、いろんなグラフにプロットし
たり、そしてモデルに学習させ、それを評価して…。必然的に使いこな
す関数も多くなる。「なんて関数だったか?」なんてのはしょっちゅう
だし、表面的なことしか出来てなくて…。ただ、これって英語の勉強に
似てるななんてふと思った。とにかくまずは単語(関数)を覚えること、
稚拙でもいい、自分の思うことを言えるようになることが大事。深い理
解も必要、でもまずは浅くても形にしなきゃねと思う。
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11月04日
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福岡にて生活しております。話には聞いていたけど、めちゃ住みやすい
なぁ。博多・天神に行けばなんでもあるし、飯もうまいし、物価も(気
持ち)安い。東京ほどゴミゴミもしてないし、空港もすぐ近くにある。
それでいて、家賃の相場は4,5万ほど。
今週は佐賀バルーンフェスタへ。開始に合わせて、朝5時に宿をでた。
50を超えるバルーンが空へ打ちあがっていく様子は「おぉ」と胸高鳴る
ものがありました。他、太宰府天満宮、キャナルシティにてエヴァのプ
ロジェクトマッピング、中州の屋台など、それなりに福岡を満喫してき
た。(屋台はさ、高くて味はいまいち。福岡の人は屋台は行かないんだ
って)ただ、AIに関して言うと、その熱量も取り組みも東京のほうが数
段上かなぁと思う。
AI学習。今週はデプロイ(Webにてシステムを利用可能な状態にすること)
を行った。いくらか苦戦したものの、なんとかこぎつけることができて
よかった。当初AIエンジニアって、学習モデルを作る仕事と思っていた
けど、いやそれは確かにそうだけど、それを使える形にすること、その
ための環境構築なんかも仕事の範囲になるらしい。当初の想定よりも勉
強範囲は広く、むしろ次々新モデルがでてくる状況を考えると、一生勉
強なんだと思う。あとあれだ、英語のできるできないはAIエンジニアと
して相当差がつくと思う。現状日本語の情報はとても少なく、紹介され
るサイトも英語、自分も英語動画見て知識を埋め合わせたりしている状
況。
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10月28日
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AIを使ってどんなことができるか、そんなことを考える時間をもつよう
にしている。例えば人を識別ができるということは、人物と背景の識別
も可能そうだ。だとしたら背景だけを塗りつぶせば証明写真を作れるよ
ねと思った。それは案としてもってたが、数週後そんなサービスがはじ
まったという記事を見つけた。まぁ、こういうのは思いついて作り出し
たもの勝ちだよねと、それはそう思う。
こうまとまってた学ぶ時間をもてて、気がつくことがある。昔と比べ学
習コストがずいぶん下がったなぁと。例えば、ドローンやブロックチェ
ーンなんか全然知識がないけれど、気持ちひとつあればそれらを使った
システムも開発できそうだ。ふと思った、たぶん一年あったらなんらか
の形で収益化できるんじゃないかと。現時点でもやってみたいアイデア
はあるし、知識が増えれば応じてアイデアも広がっていく。やったもん
勝ちの世界で、「あぁ、それ俺も考えたんだけどなぁ」と横目で通り過
ぎるのもなんかシャクだ。だとして、そういうのの選択肢が起業すると
いうことなのだろうか。ピンとこない。まぁ、これについては今決める
必要はない、考える時間はまだある。
そんなきっかけになればと「スタートアップ交流会」なるものに参加し
た。社会貢献やら、子供の知識レベルの向上などたいそうな大義を掲げ
た人らと話す。いかに機械にやらすか、っていう僕は残念ながら方向性
がだいぶ違った。
AIのセミナーに参加。実際のプロジェクトでどう使ったかという発表で
興味深かった。数名の参加者とも話したが、まだ多くが模索している段
階という印象を受けた。
日帰りで別府・地獄温泉巡り。旅先にて、普段目にすることのない景色
を見ると胸躍るものがある。勢いよく噴き出す煙、マグマを連想させる
沸騰する赤い湯。なんかエンタメとしての面白さを兼ね備えてると思っ
た。
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10月21日
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AIの勉強。今回はAIの花形(?)画像識別こと、畳み込みニューラルネッ
トワークを学習。といっても、すでに出来上がっているネットワークに、
画像を与えてやれば応じた識別器ができあがるんですけどね。今回は
コンペティションサイトの10カテゴリーの分類に挑戦。使えるデータは
限られているので、反転・角度を変えることでデータを水増し。しかし
出来上がった精度がいまいち。(なんで馬を飛行機と認識してんの?)
とりあえず提出ファイルに結果を貼り付け、提出したら最下位を取っち
ゃったw。結局の原因は、ファイルの読み込み順が文字列ソートになっ
ていて、結果の並び順がおかしくなってたん。修正して再提出したとこ
ろ、上位1割にはいったので、現時点ではヨシとしておく。(ただ、こ
の上の順位争いがエグイ)
少しシェアハウス生活のフォローをしておく。これは「勉強はする、で
も新しいこともしたい」という気持ちを折半した結果の着地点です。
「今日は午前の勉強終えたら水炊き食いく行くぞ!」なんかは、この生
活ならではの選択肢かと。近所の散歩ですら、新鮮な気持ちで楽しめる。
また、この生活をしたことで「実は、実家周りは住みにくかったんだな」
と気づくことができた。
この生活は共有スペースがあるけど、ほぼ一人暮らしみたいなもの。世
は「実家暮らしは甘え」なんて意見もあるけど、この生活をしはじめて
「たいした差はないじゃん」て今は思う。むしろ、「一人暮らしってス
トレスフリーですね」なんて思いもある。(こと節約面においては、大
きな効果があるけれど。)
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10月14日
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地元の職安に行く必要があったので、そのタイミングでシェアハウスを
退去。その後地元で用事を済ませ、次なるシェアハウスへと移動。今回
の拠点は福岡。一度住んでみたかったのです、福岡。ご存じでしょうか、
福岡は住みやすい県No1に選ばれてるのです。あと博多美人という言葉
があるように、美人が多いとのウワサ。まぁ、今回の拠点は中心街から
一駅離れた変哲のない町ですがね。同居人は4人ですが、絡みもなくこ
ちらも自分のペースで生活している。週末は一度オフ会に参加。はじめ
は仲間内だけで話され、頑張って相槌を打ちづづけたけど内心つらかっ
たん。まぁ、最後には幾人かと談笑できましたけど。食に関しては現在
博多ラーメンを食べたくらい。でも、あの臭いはつらいなぁ。
今週上陸した台風は日本に大きな爪痕を残していった。自分はそのとき
福岡にいたのだけれど、常々地元の河川の状況をツイッターで追うよう
にしていた。実際、あと一時間振り続けたら、あぶなかったと思う。こ
こ近年の天変地異、いったいどういう状況なんだろうか。
今週おばあちゃんが亡くなった。いっとき、一緒に暮らしてたこともあ
るので印象深い。これで、おじいちゃん・おばあちゃん、4人すべてと
お別れになってしまった。
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10月07日
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退職した会社の本社の人らと飲み。こちらの人とは辞めたことに関して
のわだかまりは特にないです(たぶん)。自分のいた部の現状の話を聞け
たけど、相変わらず横展開中心で、「残っていたところで、やっぱり得
られるものはなかったなぁ」と思う。「オカは自分を律せられるからな
ぁ」というありがたい評価をもらえてるので、それなりの結果は出さな
いとなぁと思う。
東京の「もくもく会」(各自が自分の勉強したいことをする)に何度か参
加。今回、E資格取得者(人工知能の資格)が何人かいて、その人らと話
す機会があった。その資格では現在自分が理解を端に置いている深い数
学知識が求められる。ただ他の技術者はやれるということ。甘えを捨て
て、そこにも一歩踏み込んでかなきゃなぁ。
「(技術の情報を)自分で発信しないの?」とは人から言われたこと。そ
う、この時代、情報を発信するって大事なのです。でも今俺の書けるこ
とってどこかの劣化コピーだし…。時間もかかることだし、やるなら定
期更新のスタンスで行くべきだし…。ただ、これについては自分なりの
切り口が思い浮かんだ。現時点でどうなるかは分からないけど、やるよ
うならまた告知します。
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9月30日
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シェアハウス生活中、自分の作業PCが故障した。電源ボタンを押しても
うんともすんとも言わない。正直今何をするにもそのPCが起点だったの
でだいぶ痛手。保証期間内ではあるものの、書類一式は実家、それ取り
にいくのも無駄に時間もかかるしなぁ…。ただ、駄目もとでサポートセ
ンターに電話したところ受け付けてくれるとのこと。近場だったので
「ハンドキャリーするわ」とGooGleMapを手にサポートセンターへ。しか
し、たどり着いた先は「ほんとにここ?」と疑わしくなるビル。その
一室を恐る恐るノックすると作業員さんが迎えてくれた。10畳ほどのス
ペースに、修理中と思われるPC群、そこに作業員一人。ワンオペかっ!
症状確認後あずかってもらったが、末端の作業は大変だなと思った。な
お、法事ついでに実家にあったノートPCをとってきた。
今週は都内にいる2人と飲む機会があった。一人はセブで知り合ったお
姉さん。今は都内だが、翌月から新しい仕事が沖縄ではじまるらしい。
最後に「お互い頑張ろうね」と締めくくった。もう一人は大学友人。待
ち合わせ中に彼が読んでた本が「ゼロから作るディープラーニング」だ
ったのが面白い。なんでも競馬予想AIを作りたいとか。友人から言わ
れた一つ、「このさき、どこにどうやって転職するの?」う〜ん、人が
足りてない業種とは思うけど、懸念事項があるのも確かなのよね…。実
際の募集状況なんかにも視点を向けとかないとなぁ。
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9月23日
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シェアハウス生活スタート。築30年の民家に男5人で生活。お互いほぼ
干渉しないため、自分のペースでのびのびやっている。徒歩5分内に
駅・繁華街があるため、田舎出の僕としてはそれだけで高揚感がある。
これで光熱費・ネット代などを含み、一ヵ月5万。一人アパート暮らし
なんかよりだいぶ生活費も抑えらてしまうため、次就職したときなんか
もこの選択でいいんじゃないかと思えてしまう。(まぁ、この物件は格別
に安いと思うけど…)
東京のAIセミナーに参加。セミナー後の懇親会にて、すでに実務でAI開
発してる技術者と話した。やっぱ話してて数学への強さがうかがえる。
出身大の話が振られ、「理科大」「慶応」とか言うから「そういう人種
か!」とタジタジした。俺にも向けられたが「いや、俺三流大学ですよ
ぉ」「またまた〜」という返しには逃げ出したかった。
自身でも機会学習プログラムの作成をはじめてみた。世ではいろんな課
題が提供されていて、今回「過去データをもとに来年のJリーグの観客
数を予想する」といったものに取り組んだ。まずはじめに過去のデータ
分析を行うが、実はこれがけっこう面白かったりする。いくつものグラ
フにプロットし関係性を見出したり、また目立った動きがある部分はそ
の原因を探ったりする。コンペ方式だから自分より上がいて「なにくそ
っ」と思い、また向上の意欲をもらう。
友人夫妻と飯。現在奥さんは資産運用を勉強中とのこと。僕の感覚だが、
そこに興味をもつ・学ぶってのは一割程の印象のため「えらいなぁ」と
思う。さて資産運用のテーマのひとつマイホーム購入。彼女はそこにも
メスをいれてて、「私は賃貸でいいと思う」と旦那に説いてる姿を見て
「普通、構図が逆な気がする」などと思った。
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9月16日
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人工知能でなんらかのプログラムを作ろうと試みたところ、結局データ
分析の知識が必要ということになり、それらの勉強をはじめる。
今の行動範囲は、家または近所の喫茶店なんかに限られていて。…ただ
現状、Wifiがつながってさえくれれば、どこでも勉強できてしまえるの
な。環境を変えたいという意図もあり、残りの生活、ひと月ごと拠点を
変えるという生活を思いつく。(ひと月に一回は地元の職安に行く必要
があるため)個室を確保しつつ、できるだけリーズナブルに抑えたい、
そう考えた結果、シェアハウスという選択肢を思いつく。はじめの拠点
は近い方がいいな、と横浜あたりを候補にする。そこから物件を探した
んだけど、これが大変だった。
さらっと決めたかったものの、問い合わせは「2〜4日内に返信します」
なるレスポンスだし、しかもなぜか多くが返信すらこなかった。返信内
容も「ただいま女性のみの受け付けです」や「最低3か月の入居が条件
です」などと断られ。しかも、思ったほど安くもないし(おおむ6万以
上)、更に入居管理料(3万)とかの記載もあるし。「もう、この案
ダメぽ。」と匙を投げようとしたとこ、「そういやジモティーにシェア
ハウスの募集あったな」と思いつく。そこいらでピックアップ。問い合
わせからの返信も早く、そこから決まるまでは早かった。変な手数料と
かも当然なし。そんななわけで、来週よりシェアハウス生活がはじまり
ます。
大学友人と飲み。現状までの話をダイジェストに話す。「なんかジンベ
イザメとか、北海道行ったり、横浜住むとか、めちゃ優雅な生活してな
い?」と言われる。
ただ留学生活にいた親子(子供の夏休みを利用した親子留学)の話をす
ると、「親子留学か、それいいな!平日勉強して、休みにジンベイザメ
行って。いい話聞いた!」と友人の目がルンルンとした。いい選択肢を
あげれたようで何より。
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9月9日
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気付くと今年も残り120日を切っていたりして、それはつまり自分の無
職生活も残りそれだけということを意味する。(来年からは就職活動は
じめなきゃ。)さて、その間で人工知能の知識をどれだけ積み上げられ
るだろうか、そんなことを考えた。とりあえず思ったのは「四の五のを
言わず、来週になんらかのAIを作ってみよう」ということだった。まぁ
今までは、読むだけ・見るだけ・聞くだけで終わりにしてたことも多い。
理解できてないことも山ほどあるけど、それでも実践を通して理解でき
ること、また逆に必要性を感じる部分もいろいろでてくるでしょう。と
いっても現状できることなんて、簡単な識別器を作ることぐらいだろう
けども。
その人工知能開発、するにあたってはそれなりのスペックのPCが必要に
なってきます。当然ながらそれはそれなりに値がします。(これは必要
経費として考えてたけどさ。)今週、PCを選定、そしてエイヤッと購入
してみた。GPUはGTX1070。(これより上を望むとけっこうな値がするも
ので。)いい悪いではないが、初の英字配列のキーボード。アットマー
クやアンダーバーの入力でアクセクしたというのは英字キーボードある
あるです。
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9月2日
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セブで知り合ったオッサンを頼りに5泊6日の北海道ツアー。このオッ
サン、結婚しているものの現在2年間働いておらず、また愛人のとこに
いりびたっているという、なんとも形容しがたいステータスをもったお
人です。今回は、オッサン、その愛人、僕、あと一人の留学仲間といっ
た4人でいろいろ出かけた。(ちなみに、現在空き家となっている愛人
さんの親御さんの家にお世話になった)
北海道は無駄に広く、隣町まで車で2時間かかったりする。オッサンは
どの日も半日がかりの運転をし案内してくれた。北海道といったらグル
メ!今回食べたのは、豚丼、ザンギ、すし、カキ、カニ、うに丼、ジン
ギスカン、スープカレー、札幌ラーメン。普段、カキ、イクラなど食う
ことはない(苦手)のだが、ここで食べたそれらはクセもなく普通にう
まかった。
さて、もう一人の留学仲間の話。先日、彼女ができ、デートすること2
回。来週彼女の誕生日をむかえるなか、何をあげるかを迷っているらし
い。オッサンの言う「指輪だろ」に「早くねぇ?」と反応するも、聞く
と的を得ている感じで、「あぁ、それは自分にはない考え方だわ」と素
直に感心した。
この旅行中、ひねくれた目標がたてられ、それはどこかで実現できるよ
う頑張ってみよう。この週は想定通りほぼ勉強することがなかったので、
来週から頑張る。
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8月26日
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人口知能の勉強。良書として定評のある「ゼロから作るDeep Learning」
を読む。読み終えるのに一週間かかるな思ったら、案の定そうなった。
一読したが、残念ながら理解できなかった部分も多い。少しずつ補完だ
な。この本は15万部も売れてるとのことで、世間の人口知能に対する関
心の高さがうかがえる。でも内容は容易ではないし、けっこう時間もか
かる本なので、挫折した人はけして少なくないだろうと思う。
辞めた会社の飲み仲間2人と飲み。後輩君は、俺が辞めたせいでコマい
仕事がよくふってくるとぐちってた。居酒屋のあとキャバへ。「37歳、
無職です」と言うと「ヤバイ、仕事して!」と言われる。「この人さ、
無職っていうよりドリーマーだから」と持ち上げられ(?)、調子にのっ
て「いや、俺の夢にかけてみない?」と言ったら全員から大爆笑された。
「オカさん、今のヤバイw録音しとけばよかった」など言われる。
映画「天気の子」を見る。以前、「君の名は」は、感情の起伏を計算し
たストーリー展開にしたと聞いたことがある。そういった意味で、スト
ーリーは別物ながら、もとづく展開は似てるなぁと思った。楽しめたけ
ど、今回は一回でいいかな。(前作は二回見た。)
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8月19日
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AIの学習に着手。この学習スタイルとればいいかなというおおよその
方向性は見えたかな。ただどこまでの深さで学ぶかは難しいとこ。芯ま
で理解するとなると、けっこうな数学の知識が求められる。例えば、
パラメータの更新ではこんな感じ。「損失関数の値をできるだけ小さく
するには、各パラメータを偏微分(この時、合成関数の微分を使う)し、
勾配法の数式を求める必要がある」みたいな話になるのです。ひとつや
るにも、いろいろ知らんとあかんねん。学生時代に数学挫折したなぁと
思い返しつつ、まぁある程度までは理解できるよう頑張るつもりです。
親とケンカした。無職実家暮らしなので「すこしは、家事もしますよ」
としてきたのだが、帰国後やることが増やされ「いや、俺働いてないと
いっても、それは家のことをするためじゃない」と思い、「これ以上は
やりません」としたところ、親が憤慨。「じゃ、飯を食うな」「でてい
け」などに発展。現時点で家を出てはいないけど…、あれから家の飯は
食べてないし、むしろキッチンに顔もだしてない。家をでるについては
思いをはせてみたが、実際にそれはそれで面白そうだし、ありかなと思
う自分もいる。
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8月13日
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留学から戻ってはや一週。戻ってからの2日はホントなんの気力も起き
なかった。次の日から徐々に復活。職安行ったり、今後の英語の取り組
みについて考えたりした。
さて3カ月の留学をふり返る。伸びを一言でいうならば「こんなもん
かぁ」。各種パラメータにまんべんなく値が割り振られた感じがある、
逆に「これ、むっちゃ伸びた」と言えないのは残念なとこ。それでも発
音記号・発声の仕方は今回得たものだ。それがあるから今後の勉強に広
がりをもたせられる面もある。
ただ振り返ってみて、技術ではないが、英語に対する心持ちが変わった
こと、これが一番大きいんじゃないだろうか。当初、聞くにしろ話すに
しろ、なにかしら構えていたけれど、毎日英語の話す・聞くを重ね、最
後には英語を使うことをごく当たり前のこととして受け入れていた気が
する。
まだ全然十分じゃない。ただ、これらを錆びつかせない程度にこれから
も取り組んでいきたい。
同級生幾人かから見ると、この「一年無職」は理解しがたいものにうつ
るらしい。僕としてはどう転んでも滑り止め案があるので「どうにかな
るさ」とタカをくくってる部分もあるけれど。僕から見ると、未来に不
安を抱える職場で、たいした積み重ねもできずに働き続けるといった道
にいるほうがよっぽど怖かった。今この道を選んだことを後悔してない
し、未来の自分にとっても後悔の道にならんようにしてあげたい。
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8月5日
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週半ば、日本人3人・台湾人1人と飲み。台湾人の彼と蒼井そらや波多
野結衣の話をした。また彼は日本の風俗に興味をもってて、今度日本に
行くって言ってた。(台湾にそういった店はないそうだ)
今週、卒業を迎えた。どの学校でも金曜は卒業式となる。学校生活では、
どうであれいろいろな先生に存在を知ってもらえ、結果、愉快な時間を
過ごすことができた。それを意識して、卒業スピーチは先生らと一体感
が生まれるような内容を目指した。自分でいうのもアレだが、だいぶ盛
り上がった。式の中、「Hey,Bro!Let's Dance!」と突然誘われ踊る羽目
にもなった。学校生活、多少辛いこともあったけど、最後にこんなふう
にもってこれたことは変な自信につながった。最後は担任の先生らと飯
に行く機会にも恵まれ、そんなのもありがたかった。
土曜、日本への帰国。航空会社はセブパシフィックで、今回はセブ→
マニラ→成田と移動する必要があった。う〜ん、安かろう悪かろうだっ
たなぁ。定刻に出れば家までたどり着けたのに、出発が2時間遅れ、そ
の日は急遽東京に宿泊せざるをえなかった。
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7月30日
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振り返るとわりと精神的にいろいろきつかった週。
授業のひとつにニュースを読み解くものがある。グループで台湾人6人
と俺1人。残念ながら、今の俺ではニュースを読み解くのは無理やわ。
キャスターのしゃべる速度は処理能力の限界を超えてるし、知らんワー
ドはめちゃでてくるし。そしてある日のディベートで、自分の番がまわ
ってくるもフリーズし発言できない自分がいた。完全に劣等生。
解説〜。実は、台湾人の発音がまじで聞き取れないのです。最近では先
生の言ってることはだいたい聞き取れるので、もうこれは俺の問題か?
とも思う。オーストラリア留学経験者も「台湾人の発音は1位2位を争
うくらい苦手」と言うてた。この先、参加するかどうかでかなり揺れた。
これは予想できたことか。先生らに「彼氏いるの?」など軟派な態度を
とってたからでしょうか、日本の女生徒からキツイ言葉を喰らったわ。
それがあたかも先生らが迷惑してるととれる発言だったので、そこは自
分の望むとこじゃなかったので、相当メンタルをもっていかれた。結局
そんなウラはとれず、逆に先生らとの仲が深まる結果になったので結果
オーライとしておく。
あの日、「この道を選んだら、俺を嫌う人間もでてくるだろうな」と思
いながら選択し、案の定嫌われ、それはそれでへこんだけれど、それで
も自分で納得して選んだ道ってのは、振り返ってみても後悔しないもの
だなと思う。ちなみにフィリピンでは「彼氏いるの?」って聞くのは
セーフらしい。
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7月23日
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学校移ってから2週。この週末あたりにようやく日本人仲間ができた。
日本人仲間がいない期間はそれはそれで「勉強してればいいさ」なん
て思ったけど、人と話せる日常てのはそれだけでありがたいもので。
それは痛感したなぁ。
彼らいわく、先生たちから「オカはヘンタイだ」などの話をよく聞く
らしい。いろんな先生に「彼氏いるの?」って聞きまわったのは事実
だしなぁ。でも休憩時間にいろんな先生に話しかけてもらえるように
なったのもそれもまた事実だ。
週末、自由参加のアクティビティに参加。南国の島、シュノーケリン
グ、バナナボート。それ自体はなかなかいい体験だったけど、親しい
人もいない中飛び込んだのはなかなか痛かったなぁ。この学校は台湾
人比率が多く、彼らは彼らで固まって母国語で話してるし、じゃキャ
ピキャピ遊んでる20代3人の女の子の中にオッサンがはいれるかって
言ったらこれまた難しい話だった。
意外に他国の留学経験(アメリカやオーストラリア)をもつ生徒も多い。
そこでフィリピン留学の思うとこをきくと、おおむね良好。「同じ期
間いるなら、フィリピンのほうが伸びるかも」という話を聞けると、
この先ほかの人にも有用な選択肢として勧められるな、などと思った。
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7月16日
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新しい学校生活がはじまった。他の学校を経験してるので、良い部分、
悪い部分なんかが見えてくる。それとは別だが、仲間作りはうまくいか
なかったなぁ。日本人比率が少ないなか、悪い人らではないもののいま
いち打ち解けられなかった。週半ば「仲良くなるのあきらめました!別
の方向目指す!」と舵取り変更、先生と仲良くなる方を目指した。
授業中、カレン先生とトーク。「彼女ほしいねん」なんて話してたら
「いま隣の先生空いてるから聞いてみたら」と話が転がる。いきなり
「彼氏いる?」と聞くのもぶしつけだなぁと思ったので「カレンがね、
君のこと興味あるんだって。それで質問があるんだけど…、彼氏いる?」
と聞く。途中でカレンが「No,Not me!」と口をはさむも置いておく。
「いないよ」など返してくれ、以下同じパターンで何人かに聞いてみる。
(なぜか毎回カレンもついてくる。)途中からは紙に結果を書くこともは
じめる。面白がる先生も増え「どう調査進んでる?」など聞かれる。結
果、いろんな先生と絡めるようになったので何より。
ある朝、初対面の日本の子と話す。名前を答えると「あぁ…」となにか
を察せられた感じ。「先生が、オカって人が彼女探してるって言ってま
した」と言われ、さすがに「恥っ」と思ったものの、まぁ残り三週間だ
し、どうとでもなれと開き直る。
特に親しい人もできずに迎えた週末。ネットで見つけた「セブ日本人会」
なるものに参加。30人ほどのボーリング大会。留学生、学校経営者やら
いろいろ。でもセブでの経営者の話なんて聞くと、自分の人生の密度薄
いなぁなんて思ってしまう。
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7月8日
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今週、ひとつ目の学校の卒業を迎えた。(依頼もあって)別れのタイミン
グで何人かの似顔絵を描いた。喜んでくれた人もいたのでなにより。い
ろいろ考えさせられる材料があったので抜粋。
海外で生活してる人から「どうしてまた日本で働こうと思ってるんで
す?この先メリットないですよ。まぁ、たしかにいい国なんですけどね」
日本じゃなきゃいけない理由…?フィリピンで生活して早2カ月、思う
のは「フィリピン、住めてしまうなぁ…」と。物価も安く、物も一通り
そろうし、人も温かい。金銭面の課題もクリア可能と見たとき、「そう
いう生き方もある」って、これはこれでありな気もする。
外資で働いてたという姉さん。その姉さん、見たとこ相当勉強してんの
ね。できる人って、目標を見据えて全力を注げる人なのかもと思った。
大半のフィリピン人は楽観的です。僕はそれを「未来を考えてないゆえ」
と定義してたけどちょっと違うみたい。授業の一つに「自分の意見を言
う」っていうのがあるけど、先生は先生なりの意見を持っており、また
未来への見識もある。僕はこの授業中「これ英語でなんて言うんだ?」
ってによくぶつかるんだけど、他の人の話を聞くと「そもそもそんなの
考えたこともない(だから言えない)」ってのが多くて。世界から「日本
人は自分の意見を言わない」と言われるけど、それはむしろ考えすらし
ていない、ってことなのかもしれない。
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7月2日
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今週も親しい人たちを見送った。一人はおっさん。最終日には仲間内
5人で飲みにいった。もう一人はアラサー女子。なぜか、その子の似顔
絵を描いてプレゼントすることに…。仲間内の一人が「オカさんからサ
プライズがあるよって言っちゃったからねw」と知らぬ間に話が進んで
て、(いや、俺のポンチ絵なんてサプライズになんねぇよ)と思いつつ、
なんとか描きあげ、手渡ししたのでした。
朝マックしてた時、日本人に話しかけられて、それが偶然にも次の学校
のスタッフで互いにビックリした。次の学校もいろいろ特色あって面白
そうだ。
休日は姉さん2人とショッピングモールへ。姉さんの呼び方が、なぜか、
さん付け→ちゃん付→呼び捨て→名前+郎、と日がたつにつれ変わって
いく。扱われ方も「あぁ、そういうの気付かなそうだもんねぇw」なん
て言われる始末。でも優しいんだよ。
この日は映画アラジンを見る。音声英語の字幕なし。いや、まじで何言
っているか分かんねぇよ。いや、言い訳しちゃうと、日本に3カ月留学
してる子がいたとして、その子が日本映画を満足に見れるかと言ったら
無理があるでしょという話。しかも、しゃべりが早いゆえに、音の連結
がめっちゃ発生する。単語の前も後ろも連結されたら、それ知らねぇ単
語だよ。英語道は果てないぜと思う。
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6月24日
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留学生活にて。生徒みな同じような生活をしているので、自然とグルー
プが形作られていく。そのグループで飯を食べたり、週末でかけたり。
ただ各々の滞在日数もあので、週によっては何人か出ていくということ
が起こる。先日まで居心地いい空間と思っていたのに、あれ、今仲いい
人ほとんどいねぇぞって状況は突然訪れる。そうなると多くの人は新し
いつながりを求めて動き出す。そういった状況変化に対応しないと、待
つのは孤立。(孤立の良し悪しは置いとこう)なんか栄枯盛衰みたいでお
もろいなぁと思いつつ、俺もそろそろヤベェなといそいそと動き出す。
週末、姉さん3人とボホール島へ。(これは別の形を作れるはずだった
が、先週のマダムの一件以降、幾人かとギクシャクしてしまったことが
悔やまれる。…それはさておき)フェリーにて片道2時間。生えている
草木が南国を思わせる。今回の目当ての一つが、この地に生息する手乗
りサイズの猿、ターシャ。クリッとした目をもち、見たとき木にしがみ
ついたまま微動だにしなかった。ナマケモノの類かと思ったが、餌(虫)
を置くとそれを凝視し、瞬間ピョンと飛び、食し終えたらサッと枝に帰
っていった。現金なやつと思った。
もう一つの目当てはチョコレートヒルズ。見晴らし台からは、ポコポコ
と点在する数百の小山が一望できる。なぜ一様に似た高さなのか、自然
の神秘を感じるわ。そういう景色ってずっと見てても飽きない、のだが、
2・3分でお姉さんが「降りようか」と言ってびびった。
なにはともあれ、心のほぐれを感じた良い小旅行でした。
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6月18日
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「メンバー集めて、どっかの週末にボホール(離島)に行きますか」と計
画してたのだが、そこに思わぬ逆風が吹いた。前週までに7人集め、さ
らに新入生(女の子3人)を誘い入れ、「あとは日にちの調整を残すのみ」
と思っていたところ、年長女性マダムが「知らない人が入ってくるのは
嫌、私は抜けるわ」と言い出し、続けて企画者までもが「あんたが抜け
るなら俺も抜ける」などと言いだし、一度は計画が立ち消えるとこまで
いった。そのあと再起を図るも、結局うまくいかずで…。う〜ん、結局
学んだこととしては、グループ内でポジションを得ていた年配女性にと
って、若い子がはいってくるってのはあまり面白い話じゃなかったんだ
ろうなと。自分はそんなこじれた年のとり方をしないよう気をつけなき
ゃなという教訓を得た。そんなんで計画がとん挫し、週末は男2人でな
ぁなぁと過ごした。
現時点で留学生活5週消化したことになる。「ここは伸びた」という実
感がある部分もあるけど、求めるレベルにはあと数段のレベルアップは
必要だなと思う。それとは別に、全体(12週)に対し半分も消化していな
い状況に「3カ月はなげぇなぁ」という想いを抱かなくもない。まぁモ
チベーション維持のため、途中で別の学校に移るという選択をとってお
り、それはそれでいい選択だったと思う。この学校も残り3週。あと一
頑張りしますか。
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6月11日
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うちの学校の生徒数は20〜30人程。セブには200人規模の学校もあるた
め、わりと小規模な学校となる。毎日学校に通って一緒に飯を食べる生
活をしているので、そこで知り合う人たちと仲良くなるのはそう難しい
話ではない。…いろんな女の子と話したわ。これについては割と早い段
階に話しかけるというのを意識していて…。まぁ、かといって次の何か
をするわけでもないから、まわりからチキン呼ばわりされるのですが。
今週は、話かけた子から徐々にグループが形作られ、9人(男4女5)で
スペイン料理店にいってきた。そのうちの一人がスッチーで、
「スッチーと話すの初めてだわ」といろいろざわついた。「せんせぃ」
(5/20参照)がスッチーを気にいったようだったので「せっかくこんなバ
ッターボックスに立ったんだから、バット振らなきゃw」と言ったら
「お前が言うなw」と盛大につっこまれた。その一部始終を見てた女の
子が大爆笑してくれたので、それはそれでアリだったと思う。
「今が社会人になって一番幸せかも」と姉さんが言った。今ここにいる
こと、それは自分の意思で選んだ道だと言える。最近ふと分からなくな
る。幸せって一見はずれた道の中にあったりするものなのかな。
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6月3日
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セブでの娯楽話ばかり書いてると「あんたは勉強してるのかい」という
ツッコミを受けそうなので、今回は学校生活を書いてみる。
この学校では、他校にはあまりない「即座に返答」なるメソッドがあり、
それ目当てで通う生徒も多い。授業が進めば、フレーズの難易度もあが
るため、どこまでたっても楽にならない。授業中は相当脳がつらい。そ
れ以外に、発音、スピーキングなど、1日50分授業が6コマ。最近は、
自分の書いた文章を添削してもらうなどもはじめてみた。あとは授業で
カバーできない範囲を独習と。
意外だったのは発音か。先生によっては正しいソレをしないと伝わらな
い。(この単語はLサウンドかと気付き、言い直すことも多々。誰だよ、
カタカナ英語でOKなんて言ったの)日々はまたたく間に過ぎていき、
3週間たった今、「やべぇ、特に変わってない」なんて声もちらほら。
劇的な変化など起こることもなく、日々少しの「出来た」を積み重ね、
前に進むしかない。
授業中、舌やフレーズに試行錯誤しているとき、ふと一瞬、我にかえる
ことがある。37歳男の前にフィリピン人先生がいて、英語に取り組んで
いるという事実。会社で仕事してるが普通なんだよなぁと…、そう思う
と改めてすげぇなと思ったりする。
週末は7人で飯とバー。いろんな話に花がさく。姉さん以外、彼氏彼女
もなく、みな奥手という共通点。改めるとありうるかと思う。この年齢
なら結婚、子供がいてもおかしくない世代。留学という選択がもてるの
はその土台を持たないから。姉さんが言った「勉強はしんどいけどさ、
今自分のやりたいことをやれてるってのは幸せだよね」って言葉が印象
深い。
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5月27日
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「週末、ジンベイザメでも見にいきますか」と女の子を誘うもやんわり
断られ、「仕方ない、男だけで見に行きますか」と、男4人ジンベイザ
メと遊泳できる地オスロブへ。夜3時出発で6時にオスロブ着、早朝だ
がすでに多くの観光客でごった返していた。順番待ちを終え、ボートで
岸からちょっと離れた場所へ。潜るとそこは、ジンベイザメが間近に行
き交うエリア。その巨体に思わず「うおぉっ」となったものです。気づ
くと背後に別のやつがいたりして、わずか1mほどに迫ったサメの口に
思わず「プギャアァ」となりました。こういう時のためGoPro7を買って
おいたけど、おかげでけっこういい絵が撮れた。
夜は人生初のクラブへ。知らんで否定するのもあれだしなと思ったけど、
やっぱこういう場所は楽しめないなと悟った。
街にはマッサージ店がいくつもある。1時間600円ほどなので先週に続
き、今週も行ってみた。店内は薄明かりでオープンな個室にわかれる。
今回は背中のコリを重点的にほぐしてもらった。終わりも近づいたころ、
店員の手がなぜか股間へ。「ここのマッサージもどう、安くするよ」と
言われ、続けて「この値段ならどう?」と一方的な交渉がはじまった。
いやいや、いろんな意味でこわいですし、と「今日はいいや、来週来た
とき頼むかも」などはぐらかし、店をあとにした。
そのあと同期にそのことを話すと「俺ちょっこちょこ行ってるけど、そ
んなの一度もないよ、オカさん変なオーラだしてたんじゃない!?」
「えっ、そういうこと!?」てか俺、どこの誰と過ごしても似たポジショ
ンにたどりついてしまうのな。
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5月20日
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セブ留学のはじまり。Theアジアな街並みを見ると胸が高鳴ると同時に
「異国に来たんだなぁ」という感慨がわいてくる。照りつける日差しは
強く、外に出ると1分足らずで汗が吹き出てくる。周辺は店もそろって
おり利便性は問題なさそう。今回は長い生活になるため、SIMの購入
・お役立ちアプリのインストール・近所のジムに入会など、しょっぱな
にしたいことを片付けた。
授業も始まる中、今はカリキュラムの微調整ってとこか。幸い同じタイ
ミングで入学したのは皆社会人(男5女3)。お互いに相談しあえる状況
はいいね。
週末一日はリフレッシュしたいよねと「巨大プール施設に行きますか」
と計画するも女の子らにやんわり断られ「じゃ、男だけで夜飲み行きま
すか…」と大幅テンションダウン。土曜、セブに精通してる兄さん(彼
を「せんせぃ」と呼んでみた)の案内で、男5人アメリカンな店で飲み、
そのあとジャパニーズカラオケバー(キャバクラみたいなとこ)に行った。
日頃の勉強の成果をとせっかくなので英語でトーク。頑張ったのもあっ
たけど、相当うけた。(ドラゴンボールの話になったので「I have 2
Dragon Balls!!」とか言ってた、日本の恥です)帰り道、「マッサージ
いかがですか」なる女に囲まれ、実はそこで「せんせぃ」がスマホを
盗まれた。海外での荷物管理には十分お気をつけ。
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5月14日
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人口知能の勉強法はいくつかあるけど、その中でわりとお世話になった
のがビデオ講座です。通学する手間はないし、巻き戻しての学習もでき
るしね。価格もセールス期間中なら1講座2000円ほど。今回、講座でお
世話になった会社さんのセミナー「AIの活用の仕方」なるものを受け
てきた。最近はドラッグ&ドロップでほうりこめば学習ができてしまう
らしく、技術進歩早すぎだろと思う。「AI活用の仕方」については
ポジショニングなどの話に(あっ、思ってたより高次元の話だったわ)と
思った。
来週から3カ月の留学となるため各種準備。荷物準備のほかにも、予防
接種、書類更新の手続き、納税などわりとあわただしかった。
留学への旅立ちも間もなく明日。しばらく会えないということで、友人
とカラオケに行ってきた。まぁ、そんな日に待ち合わせ場所で車をパン
クさせてしまうのです。縁石に乗り上げたのが原因だけど、衝撃ととも
に車がガタガタしだしたときには、どれほどの損傷がっ、とひどく焦り
をおぼえたものです。(パンクだけでなにより…。)とりあえず、これで
不幸は洗い流したとし(??)、あとは無事な留学となることを祈るばかり
です。
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5月6日
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「なんで旅行とかいくの?」といくぶんか前に質問されたことがある。
今回、新婚旅行を終えた夫妻と飲み、なんとなくその答え合わせができ
た。初の海外旅行、一週間でイタリアを周遊。僕も過去ドイツ、フラン
スに行ったことがあるので「ヨーロッパって、ただ街を歩いてるだけで
楽しいよね」って話になった。奥さんの言葉「他の国ってどうなんだろ
うって思った。他の国も行ってみたい」うん、それが答えじゃなかろう
か。
その飲みにて。もうネタにしてしまっているのだが「友人の嫁さんから、
無職していることで敵意をむけられたw」と話した。「えぇっ、なんで
ぇ!?」と奥さんが反応した。「そのまま仕事してるほうがぜったい楽だ
し安全じゃん。でも、オカは自分のやりたいこと見つけて、リスクとっ
てその道を選んだんでしょ。そんなのなかなかできることじゃないよ」
それは口にしないながらも、自分が思ったりするそれで。この汲み取り
と理解の示し方。これで相手がフリーだったら惚れてまうやろ、の世界
だわ。その子を見て「人の話を最後まできく」という姿勢の大事さを思
い知る。自分は人の話をしっかり聞けているだろうか、話の途中で分か
った気になっていないだろうか。
このゴールデンウィークはその友人夫妻、高校友人ら、大学友人らと飲
む機会があった。友人の子供と遊んだけど、子供の成長って早いのなぁ。
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4月29日
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フィリピン留学の際に知り合った韓国人学生キムをたよりに、2泊3日
の韓国旅行にいってきた。彼は平日は学校を終えてから、最終日(休日)
は僕が発つまでの午前中付き合ってくれた。(彼が学校の間は、現地の
日本人ガイドに観光案内をしてもらった。)
キムは日本語が話せる。先日まで留学していた彼から、留学仲間の近況
をきくことができた。留学先で今も頑張っている仲間の話をきくと
「あぁ、俺もがんばらなきゃな」という思いがこみあげる。当時英語が
全然できなかった女子大生の話もでた。「カノジョ、めちゃ成長しまし
たヨ。いろんな先生に話かけたりしてまーす。カノジョ、めちゃなれな
れしいでーす」うーん、なれなれしいはニュアンスが違うなぁと訂正し
ておいた。
今回意識したのはコンパクトな旅行。預け荷物なしで、リュックと前掛
けカバンだけで挑んだ。また海外Wifiをレンタルしてきたが、よその国
の知らない町でもGoogleMapがあればどこでも行けてしまうのな。もう
この万能感ときたら。ここまでくると、今気持ちひとつでバックパッカ
ーな旅もできてしまうんじゃないかと思う。
日韓の関係は冷え込んでいるなんて言われるけど、旅をして町を歩き人
と話すと、敵意なんか感じることがなくて。今回知ったけど、国民
5000万人のうち、来日者は700万人。彼ら日本のこと好きだよ。バイア
スをかけて世を見るんじゃなく、話して肌で感じて知ってくことが大事
だなとあらためて思った。
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4月22日
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両親が一週間ほど旅行にでかけたため、犬の世話、植物の水やり、自炊、
洗濯などけっこうな雑務に追われた。付け加えて、韓国の添乗員アサイ
ンや、格安スマホ切り替えなんかしてたら、日々はワチャワチャ過ぎて
いった。
それまで使ってきたスマホのコネクタ部がへたったため、機種変更の必
要がでてきた。今回「この際だから、格安スマホにしちゃう?」と思い
たち、決行。『ネット申込ならキャッシュバック』なるものにおどらさ
れ、いろいろ自力で頑張った。おかげで、端末代は2万、一年の間、月
々の使用料は1000円だ。心配していたネット速度も問題なさそう。唯一
残念だったのは、おサイフケータイ機能がなかったこと(もう当たり前に
ついているものかと…)
中学同級生の証券マンと飲み。それほど親しい間柄でもなかったんだけ
ど、度々出くわしたり、また最近の自分のテーマが資産運用だったりし
たので、話してみたいとは思っていた。ほんとに日本の情勢も変わる中
(記事『経済が失われた時代・平成』)、20年30年前の常識のままではい
かず、資産の防衛法は知るにこしたことはないと思う。
さすが証券マンというか。僕は日経平均の「キヨリツ」なるものは知ら
なかったし、彼の口にした運用方法も耳にしたことがなかった。マイ
ホームが相当難易度の高い代物ってのも「やっぱそうよね」と思ったり。
彼は何度となく「この世界は思っている以上に不平等にできてる」と口
にしていた。わりと周りにいないタイプなので、こういうツテも大事に
したい。
|
4月15日
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無職、合コンに参加する。いえ、先日オフ会にて女の子から「今度飲み
会しましょう」って言われたのです。3対3。ただ、女の子全員オフ会
にいたメンバーだから俺全員知ってるという、あと俺が無職ってのも全
員知ってという。「目的あっての無職なら問題ないですよ」というのは、
やっぱ社交辞令ですかね。
留学で知り合った韓国学生のキムをたよりに、再来週ちょっと韓国行っ
てくる。
無職生活を適切に表現するならば「自分の時間が3倍もてる」でしょう
か。逆にそれが限界でもある。毎日会社定時で帰れて、そのあと自分の
ことをして、果たして3年後どれだけの人間になれているか、ってのが
いい目安になるんじゃないかな。
今週も、勉強をしつつ、韓国行きの手配・留学の航空券手配・業者とや
りとり、格安スマホのリサーチなどしたら、日々はあっという間に過ぎ
ていった。
でも、やっぱこの生活、ストレスがないんですよ。毎日7時間半の睡眠
・眠いときに15分の昼寝・あたたかい飯。ストレスがないと何がいいか、
浪費が発生しないんですよ。人の脳って欲求とそれを抑制する部分とが
あるけど、ストレスや疲れは抑制の機能を著しく下げる。例えば、あの
ころ読めもしない本をどれだけ買いこんでたんだろう。浪費がなければ、
その分稼ぐ必要もないわけで。この先うまくバランスのとれた働き方が
実現できればいいなと思う。
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4月8日
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東京にて、留学で知り合った女の子と飯を食べた。人当たりもよくて笑
顔もかわいい。好きなんだよなぁ…、彼氏いるけど、同棲中だけれども。
いや自己弁護をしておこう、彼女転職活動にてITの分野に興味を持っ
たらしく、彼女から業界のこと教えてほしいとの話があったのですよ。
合流のとき、手土産をもってきてくれる優しい子です。飯を食べながら、
近況やら英語の勉強法などの話をした。お互い無職ながら、日々はせわ
しなく過ぎてくよねとため息をついた。当初の予定通りITについても
ざっくりレクチャー。「データベースってなんですか?」って質問に
(あぁ、そうだよなぁ)と、そういうとこにも触れつつ、実際1時間くら
いは教えてたので普通に疲れた。それとは別だけど、「でも彼と付き合
ってなかったら海外で働いてみたり、就職もいろんな選択肢を考えれた
かと思うと、あぁつまんない女になってしまった、って思うんですよね」
って発言に、この子面白いなぁと思った。
5時間に及ぶ統計学のセミナーに参加。講師の自己紹介にて、東京大学
・MENSA(高IQ集団)の一員というプロフィールに「おぉ」と思う。しか
し途中の進捗に(これ終わるのかなぁ)と不安に思ってたところ、案の定
最後の一時間は倍速・途中課題もふっとばす状況にMENSAも完璧じゃな
いなと思った。てか後半こそ難しかったので、自身で補完しなきゃ。
それとは別だが、何度か人工知能のセミナーに参加して思うことがある。
なんか参加者の年齢層が高いのよね、中高年あたり。じゃ、セミナーな
んかに来るのは中高年かと言われるとそうでもなくて。AWSなんかは全
員20代だったからなぁ。俺が、プログラマの生き方から変えれねぇよと
思うみたいなものを他も抱えてるのかなぁ。
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4月1日
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仮にこの先人工知能技術者になれるとしよう。でも、この時いく人かの
技術者とのつながりをもてていないと、遅かれ行き詰まるのではと思っ
ている。今までは「AI技術者になるために仕事辞めました」でもよか
ったけど、今その何者でもなり自分に危機感を感じる。「今、自分で画
像認識を作ってます」とでも言える、いい意味で人から利用価値のある
人間にならないと、人脈も広がらないだろうなと思う。そんな想いもあ
り、先週今週とAIの勉強に本腰をいれてみた。覚悟してたけど、早く
も微分とか単回帰分析とかでてくるのなぁ。GW過ぎに再びの留学に行
くけど、それまでにざっくりな理解を作れたらいいなぁ。
夜中に友人に電気回路を教えてもらった。その後飯がまだとのことで
ファミレスへ。この時点で夜12時。「じゃ、この後夜遊び行っちゃいま
すか」という友人に、(おいっ既婚者!)と思うも「カラオケだっ」とい
う答えに、健全だ(!?)と思った。
花見オフ会。参加者は50人程。「もう婚活あきらめた」という30代の子
らがいて、傍からみて「いや、モテるだろ」と思うも、結局紐解くと、
自分のいいと思う相手には好かれず、そうじゃない相手からアプローチ
されるという感じらしい。まぁいろいろ納得だよなぁ。外国の方もいて
英語で話してたので、興味がてら声をかけた。ドイツ出身で、観光で各
地のウィスキー工場をまわっているらしい。まわりから「彼女いるか聞
いて」と言われたので質問すると「いるよ、日本人で熊本に住んでるん
だ」と返ってきた。
その後だよね。「なんで英語しゃべれるのっ!?」とまわりから言われる。
あ、確かに今のは外国人と英語で話してるそれだわと気付かされる。昔、
外国人と話してる人を見て「すげぇ」と思ったけど、そこに一歩踏み出
せたかと思うと、妙にくすぐったい気持ちになった。
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3月25日
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今週はIoTとAWSのセミナーに参加。IoTでは、基板のボタンを押すともう
片側の基盤のベルが鳴るといったものを作った。講師の方はたんたんと
しゃべる人だったけど「日本はクラウドでは後れをとった、でもモノ作
りは日本の力を生かせる。だからIoTの技術を多くの人に知ってほしい」
と熱い闘志をもった人だった。AWSの参加者は全員20代でいろんな意味で
危機感を覚えた。
大学友人らと飲み。そこで友人奥さんから敵意を向けられた。「それで
オカさんは、その後もまだ休むんですか?」すかさず旦那が「その言い
方、なんかトゲない?」「そうだよ!こっちはレールに乗ってしっかり
働いて…(ごにょごにょ)」てな感じ。まぁ理解のされない生活してるよ
なとは思いつつ、敵意を向けられるってのはやっぱりいいい気はしない
わけで。帰りは雑多な気持ちを整理するため一駅歩いて帰った。
幸い「そりゃ理解されないわ」という足掛かりは会話の中に見つけた。
その奥さん、職場に外国人が入り、いちを英語勉強のためスピー〇ラー
ニングをはじめたと。それを選んだかぁって率直に思った。というのも、
英語教材をまとめたムックがあるけど、スピー〇ラーニングは毎回ワー
スト1位をとってんだよねぇ。いやこれが仮にネームバリューで選択し
ちゃってるんだとして、対して俺は何かを選択する際には数冊本を読ん
で決めるタイプ。そしたら、そんなの同じ結論に至るわけないじゃんっ
て思えた。そう思えたら、この先なにをどう言われても大丈夫だと思え
た。まぁ、自分のやり方は時間かかるし、早く手をつけることが間違い
だとも思ってないけど。
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3月19日
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職安にて説明会。実は事前に仕込んだ荒業が見事に実ってくれた。
その荒業というのは、「自己都合」による退職となっているものを「会
社都合」に変えてしまうというもの。さて話は先週職安に行った日にま
でさかのぼる。
会社から取り寄せた各種書類をスタッフさんと確認。記載を見て「自己
都合ね」と言うスタッフさんの確認に「表向きは…」と返答。そして取
り出したのは給料明細。それをもとに過去半年の残業状況を説明。
「…これは辞めざるをえない状況に該当するね」とスタッフさん。そう、
100時間残業にもなると、それはもう会社都合にできるのです。今回手
にした「雇用保険受給資格者証」はしっかり会社都合となっていた。こ
うなるとなにがいいかって、給付日数が増えるんだなぁ(さらに保険料も
減額)。まぁあの時追い詰められたのも確かだし、今思い返してもどす黒
いものが沸き立ってくる話だし。会社バレの可能性もあったけど(その場
合も仕方なしと思ってたけど)、現状それはなされてなさそう。
帰国から4週間。いやぁ、無職生活飽きないわ。勉強したり調べること
もはあるし、思い付きで満喫行ったり、映画(翔んで埼玉)行ったり。
日々を見直し風呂上がりのストレッチなんかもはじめてみた。
それでも一人のデメリットもある。一息ついた後、その復帰は誰からも
強要されない、もう自分のやる気次第ってとこ。俺エンジン切れるとな
かなか復帰しないのよね。これについては自分のやる気頼りだけじゃな
くて、なんらかの仕組みが必要かなとは思ってる。
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3月11日
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ようやく届いた各種失業書類を手に職安へ。翌週に説明会が設定された。
AIセミナー受講のため東京へ。TensorFlowを用いてのディープラーニ
ングを小走りに説明を受けた。うん、おおまかに流れは分かった(気が
するっ)。しかしあれだ、人類の英知といえるディープラーニングが
100行書かずに実装できてしまうのはすごいなぁ。問題はこれが数ある
手法の一つでしかないこと、そして果たして1年後ここの講師陣たちの
ような理解に自分が至れるかってとこ…。
無職です、当然持ち金は右肩下がり〜。そんな僕の掲げるテーマに
「いかに生活の満足度は下げずに、生活コストは下げるか」ってのがあ
ります。これは一般の人に言い換えると節約の話なので、まぁ万人に共
通するテーマじゃないかと。たまにこの話を持ち出した際「へぇ、それ
参考になる」って答えを返してくれる人と「つまんなぁい」って思える
人がいて。さて、これは何かなぁと思ったら、それはその人の着眼点で
も発想でもなんでもなくて。結局、よりよい情報を知り、それを使って
いるか、つまりは「このアプリ知ってる?」でした。世は電子決済やら
シェアーの経済が生まれ、ぶっちゃけ今の生活に何らかの工夫するより、
それらを使ってる方が高く飛べますよって話で。テクノロジーってのは、
より便利に、より安く、より短時間に着目したもんだしなぁ。しかし、
それがあまり話題にでてこないのが正直なところ。
この話を一緒に飲んだ友人(彼はコンビニ界隈の業種の人)と話たところ
「日本人は思ってる以上に新しいものを取り入れない。それはここ1、
2年で確信した」と言ってた。様々なサービス展開をしてる業種にいる
彼なりに思うとこがあったのかもしれない。
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3月4日
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セミナー参加のため東京に遠征。今回はAI・英語を2コマずつ参加。
ひとつの夜間AIセミナー(4000円)。開催場所にたどりつくも係員から、
直前に場所変更となったと話を聞く。まじっすかと思いつつ、同じよう
にここに来てしまった方と共に移動。「知人が今回の主催者でして」と
いうその方と(←ここ伏線)電車を乗り継ぎ移動すること20分。なんとか
目的地にたどり着くが、またここで問題。レンタルスペースの錠が開か
ないらしい。スタッフが30分粘るも開かず「今回は申し訳ありません」
と、金は返金され、セミナーは休催となった。ふふ、これ俺の初めての
セミナーだぜ(笑)。宿まで取ってきたけど、時間を持て余してしまった
よ。
そんな宿に向かう途中、主催者からメールが。遠方から来たことを知り、
よければこの後喫茶店で個別のレクチャーしますよとのこと。願っても
ない話に、その後合流、マンツーマン(しかも無料)でレクチャーいただ
いた。
英語クラスにて。参加者同士での話のなか、上達法を聞くと「外国人の
友達作ることだよ」との話がでた。そしたら、参加者の一人から「良か
ったら私の知り合い紹介するよ」との話が。AIの個別レクチャーのこ
とといい、いろいろ人の優しさを目の当たりにした。それまで、殺伐と
した会社、社交辞令ばかりの婚活に、知らぬ間に心が淀んでしまってい
た。でも違う、この世界は思ってるようずっと善意に満ちている。
もう一つのAI講義。横にいた女の子をちょいヘルプしたりしたところ、
帰りの際にQRを開いた携帯が差し出され、「良かったら友達になって
ください」と。無職の状況とは裏腹に、人脈の輪は着実に広がっている。
AIの技術は、APIをちょろっと動かしたあたりです。
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2月25日
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留学を終え、日本にて。まず失業保険等の手続きを、と思ってたが、
会社から必要書類が届いてねぇ。(総務から「手続きできるように郵送し
とくね」って言われてたけども…。連絡したら最長2週間かかるって言
われるし…)
今年入ってってからほぼ仕事してないけど、留学前はその準備を、留学
時はだいたい勉強をと、それなりにレールがひかれていた。ただ、こっ
から先は改めて行動計画を起こさなきゃならない。今週はゆるく勉強し
て、本を読んでたら過ぎていった。しかし、あれだ。仕事、通勤すらし
ないって超絶だと思う。「今日それなりに満足」と思ってもまだ20時、
時間が余る感覚。嫌なことが起こらないため、心穏やか、発散する必要
もない。家の中で事足りるため、金を使うこともない。
留学の中、何人かの社会人と話す機会があった。今後海外の仕事に携わ
るため、勉強して来いとお達しがあったとのこと。そりゃこの後日本経
済縮小するし、活路見出すなら海外よね、なんて思った傍ら、「あ、こ
の可能性考えてなかった」と思った。僕のまわりも家族持ちが増えた。
良い悪いではないけど、転職の選択を持ってる人は少ない。その事情も
分かるし、持てっという話でもない。ただこのご時世、海外勤務なるも
のが降ってこないとも言い切れない時代。時に単身赴任なるものが非情
に降り注ぐ、そんな可能性もあるのではということ。
余談だけど、その会社にて全社員に海外勤務への心持ちをアンケートし
たんだと。「意外にも、若い子が絶対嫌というのが多かった」と。そだ
よねぇと思うのと同時に、それ俺ら世代に降り注ぐんじゃないと思った。
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2月18日
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留学4週目、そして卒業と帰国。ひと月の留学ライフはあっという間に
終わりを迎えた。
それぞれの先生とのラスト授業。「これで最後」と思うと、やはり寂し
い。意見交換の授業のラスト、これは先生の粋な計らいだが、初回の
授業に録音したものと今とをで聞き比べることをした。今でもたどたど
しさは残るものの、ワンセンテンスさえ作るのに苦労してたあの頃とは
違う、そしてその変化は1日2日で生み出せるものではない、って思え
ると、こみあげてくるものがあった。
人との交流にしても、韓国人学生に今度韓国を案内してもらうことにな
ったのと、沖縄に住む人と今度飲む約束をしたりと、いくらかのつなが
りができた。
一緒に勉強した仲間に見送られ3人で学校をあとにする。「明日帰ると
いうことで今日は俺プレゼンツで行っちゃいますね」という企画者にの
っかり行きついたのは歓楽街。ネオンの彩りと様々な国籍の人であふれ
るその一角はけっこう異彩な感じで。以前行ったタイのゴーゴーバーと
か思い出した。
そこで解散、一人夜行バスで空港移動、チックイン処理、早朝便での帰
国。どぎまぎしながらもなんとかやり遂げられると「意外に海外一人で
行けるんちゃう?」と思えてきた。日本内の各種交通機関で帰る中、な
がれる英語アナウンスに「おそっ!」と思えたので、いろいろ成長はあ
ったのかもしれぬ。
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2月10日
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留学3週目。自分が何を苦手とするのか、何は独学でもいけるのかが分
かってきた。急務はヒアリング。グループで笑いがおきた中、自分はそ
れを聞き取ることができなかったという状況は結構な危機感を覚えた。
意外にもスピーキングは独学が可能だと思う。
こちらで生活したり、また先生から話を聞く中、日本とフィリピンの違
いに驚くことがある。モール入口に銃をもった警備員がいること・入る
ときには荷物チェックが行われること、離婚という制度がないこと。
それとは別に、現地の人から「君の名は、見たよ〜」とか「カメハメ
ハ〜」とか言われるとなんかとも言えないうれしさがこみ上げてくる。
金曜夜は生徒同士の交流会。週末に何人かでムフフなとこに行く話があ
り、それに同行する大学生君。「はじめてですけど、むっちゃ楽しみで
す」という子に「あ〜、君もよごれてしまうんだなぁ」「これで、
「フィリピン風俗なら俺に任せてくださいっ」って言えるくらいに成長
したら、それは君の武器になるぜっ」と焚きつけた悪い大人4人です。
(泊りで行くそのプランは今回のポリシーに反したので不参加です)
週末、僕とバックパッカー君の2人で隣町へ。なんの予備知識も持たな
かったのだが、人通りの多い路地に入っていくとナイトバザーが開かれ
ていて、さらに奥にはしょっぽいながらも賑わう遊園地があった。そこ
で絶叫に乗り、「思ったよりこえぇっ!」と悲鳴を上げてた30代のおっ
さん2人です。また、焼きたてパンがめっさうまかった。わずか2ペソ
(4円)というフィリピンプライス。
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2月4日
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留学2週目。レッスンして自習してを繰り返し、日々はあっという間に
過ぎていく。
フィリピンの話を少々。現地言語はタガログ語だけど、モールなんかに
行くとそこはほぼ英語、店員も英語で話しかけてくる。物価は日本より
安く、半値程のものも多い。気候は温暖で毎日半袖で過ごしている。
意見交換のレッスンではフレーズを増やせばより深めた議論ができるよ
うになる。それをモチベーションに、勉強法を工夫、自分なりのメソッ
ドを作ってみた。掛け合わせたものだけど、順調に語彙も増え「うん、
今までの試行錯誤が学ぶ勘所を育ててくれたなぁ」と思うとうれしくな
った。そのおかげか授業は白熱したものになった。ひとつは「仮想空間
で生きる選択肢があるとして、それを選ぶのは間違いか」って議論。
もう一つは「ビューティーコンテスト」のトピックで、「僕が思うに、
女の人の方が、女の人に対するジャッジ厳しくないですか?」って言っ
たらこれも白熱した。
金曜は生徒だけの飲み会。食堂のピアノを演奏し、女の子らに拍手もら
えて、ありゃ至福のひと時だったなぁ。毎週いく人かが期間満了で旅立
っていく。一緒に語り合った仲間を見送るのはいつだってさみしい。
週末は先生の引率で人生初のサーフィン。インストラクターのおかげで
無事波に乗ることができた。たぶんこの企画、先生はおそらく無給で、
そう考えるとフィリピンの人のホスピタリティはすごいなぁと思う。
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1月27日 Vol.1
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成田を出発して5時間、マニラ空港に降り立つ。現地スタッフ、同日か
ら留学するメンバーと落ち合い、スクールバスにて学校へ。移動中にお
互いの経歴や留学目的などを話した。バックパッカだったり、留学後
ワーキングホリデーにでる人や、世界一周を目標に掲げてる女の子など
今まで出会うことのない人たちだった。なんかアジアって景色が流れる
中、フィリピンに来たんだなぁって思うと同時に、何かが動き出すそん
な予感みたいなものを感じた。
到着した時間はすでに深夜のためそのまま就寝。次の日、朝食を食べる
と初っ端からスピーキング・読解力テストが行われた。それをもとに
レッスンが振り分けられる。結果は10段階の中4だったため、可もなく
不可もなくってとこか。
既に在学中の人らとも交流。意外にも社会人層が多く、その多くが仕事
を辞めここに来ていた。社会人を経験し、そこから何らかの意思をもち
留学しているだけあって、考え方・感じ方が近いように感じた。
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1月27日 Vol.2
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翌日からレッスンが始まった。マンツーマンレッスンにて、自分の思う
ことが英語になっていかない歯がゆさをたびたび感じた。文法にしても、
単数のaやan、三単現のsを忘れたりで、そのたびに注意され、もうボコ
ボコです。
さて先生の紹介。一人目はエイジェイ。あとで知ったけど彼女の存在は
多くの生徒が知っていて、なんというか…かわいいんです。俺も「この
子かわいいなぁ、かわいいなぁ」と思いながら授業を受けています。授
業内容はさして難しくないものの、文法ミスをやらかしてばかりなので、
いかんせん先にすすみません。
二人目はローリー。各テーマに対し自分の意見を述べる授業。「面接で
髪を緑に染めた学生がきたけど、あなたはそれをどう思う?」てな問題
で「僕としては別に構わないと思うけど、やっぱ取引先で難色をしめす
人はいるよねぇ」を英語で…、言えるわけがないっ。ただ僕も振り絞り、
相手もそれをくみ取ろうとしてくれてなんとかなってる。毎回テーマが
面白いので、話してて刺激的に感じるときがある。あれだ、居酒屋で
「あれ間違ってねぇ?」「お前もそう思うか、あれってさぁ…」てな感
じで白熱するやつだ。
あと一人がヘイゾオ(女)。発音の授業だが急に歌ったり踊ったりしはじ
める。なかなかファンキーだ。
ド田舎で何の誘惑もないため多くがレッスン後も勉強している。自分も
フレーズを覚えればそれだけ会話が深まっていく感覚があるので楽しく
取り組めている。
それでも中日は同日にきた3人とバーに行ったり、休日は先生が先導す
るハイキングに出かけたり。成田を出たのを一月以上前のように思えた
りする一方で、レッスンがはじまってから一週間はあっという間だった
なと思う、不思議な時間間隔。
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1月19日
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最後のお仕事、関西方面に出張してきた。携わったシステムが動き始め
るのでそのサポート。それについては滞りなく終えることができ、夜は
メンバーで飲み、帰りは個人的に大阪に立ち寄ってぶらり観光をしてき
た。グリコの看板を見ると大阪に来たなぁという感慨がわいてくる。
今回はひたすらタコ焼きを食べ歩いてきた。しかし見る人の多くが韓国
人・中国人で、店の看板なども多言語にあふれていて、そんなとこに移
り変わりを感じた。
会社にも顔をだし最後の挨拶をし、お世話になったお客さんにも連絡を
した。あるお客さんとのやりとり。「えっ、オカさん次とか決まってる
んです!?」「…いや、決まってないですねぇ」「えぇっ!今いくつでし
たっけ!?」「37ですねぇ」やはり世間の目からすると、この選択はけっ
こう常識外れにうつるっぽい。そりゃ37才に「きみ、無職になるって選
択肢もあるけどどうする?」って言っても誰も無職を選ばないよなぁ。
ついに留学に旅立ちます。乗り込んだ東京行の高速バスがラブライブの
ラッピングバスだったというのがいかにも俺っぽい。明日降り立つマニ
ラ空港が「世界最悪の空港」と謳われているのがなんとも恐いとこ。
Wifiが問題なくつながり、PCの故障もなければ現地からも日記が更新
できるはず。
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1月14日
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有給消化により、毎日が休みという贅沢な日々を過ごしてます。ただや
ることも多く、それなりに時間は流れていくなぁという感想。今週は留
学の準備、またそれに持って行くノートPCを買ったので、そいつのセッ
トアップをした。そんな日々だけど、ふとしたときに「あぁ、幸せだな
ぁ」と思ったりする。やりたいことがあり、そしてそれをできる時間が
ある。仕事しない生活の第一の感想がそんなとこ。
オンライン英会話やってます。たまにだけど「今、会話を楽しめてる」
と思う瞬間がある。ある日のレッスン、教材を見ながら進める中「あな
たの楽しかったデートは?」なる設問があらわれた。(なんて教材だ…)
「君は?」と尋ねると、「…I forgot.」って言われたので「You are
liar.」と返してみた。
少し、ちゃめっけをだし、お互いがクスッと笑える。場が暖まり、結果
楽しかったなぁって時間になっていくのはどこの誰とでも一緒かぁと思
う。
映画ラブライブサンシャイン鑑賞。見知った景色がたびたび現れ、無性
にうれしくなる。それに気をとられ、内容をあんまり覚えていない。
ご近所の女の子と飲み。「まぁ、無職の結果を楽しみにしてるよw」と
言われたので「見てろよ、無職結果だすからなぁ」と返しておいた。
女友達と飯。3才長男と仲良くなったけど、彼元気過ぎたわ。こっちの
体力が続かなくて、全国のお父さんお母さん大変ですねと思った。
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1月7日
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あけましておめでとうございます。
喪中のため、新年の挨拶は控えさせていただきます。今年もどぞよろし
くお願いします。
今年はついに無職生活がはじまります。まだ見通せていないことも多く、
この先どうなっていくんだろうと自分でも思う。それでも不安より楽し
みの方がでかいかなぁ。さてさて、この選択が吉とでるか凶とでるか…。
とりあえず、今年のテーマを掲げてみる。「刺激的な一年にしよう」
同級生3人で飲み。会も終わり、友人をホテルまで見送り。その際、友
人奥さんがロビーまで顔をだしてくれ、挨拶とちょろっと話をすること
ができた。(この日記が読まれているため、いろんなことが筒抜け。)
「ぜひお友だちを紹介してください」という僕に「もうみんな結婚して
て、一人しかいないなぁ」「その方をぜひ。無職でも大丈夫ですか
ね?」「いや、無職はダメです」とにこやかに断られた。
来たる留学に備え学習面の準備開始。自分がしゃべれないのは百も承知
なので「瞬間英作文」という「中学レベルの文章をひたすら作ろうぜ」
というとこからはじめた。あとオンライン英会話も始めた。1日1回25分
のレッスン。(…モチベーション維持のため、毎回キレイな講師を選択
。)初級レベルでやっているけれど、半分くらい聞き取れない。仕方な
いので聞きとれたとこから補完。(んで、大きく外す。)毎度あせあせし
ながらも、「なんとなく聞き取れた」「なんか伝えられた」という微少
な手応えを得て、邁進する日々です。
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