5月21日
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実は転職サイトに登録してみた。といってもまだ確定なわけではなく様
子見な状況ですが。今AIエンジニアとして在籍しているわけですが、こ
こ数カ月、AIに携われていない状況が続いている。自分の専門と違うこ
とに携わっていて、知識・経験とも足りない中、素振りもできずにいき
なり実践、結果メタメタにされる、てな感じだ。自分の専門で力およば
ずならしょうがないが、専門外のところで疲弊するのはなんか違うよね
と思っている。それに、今の仕事に携わってる間、他の経験者におよば
ずの自分は「すいません、すいません」とずっとへりくだってなきゃい
けないのかと思う。AIの技術進歩は早い中、今も変わらず情報を追いか
けているが「これを使えるのはいつだろう」と思うと勉強するモチベー
ションすら下がってきた。今ならこれまで経験したAI開発5年の肩書を
使えば転職も難しくないのではなかろうかという打算もある。とりあえ
ずは「もういいや!」と思ったとき、すぐスイッチが押せる(転職して
しまえる)くらいには足場を整えておくつもりだ。
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5月8日
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ゴールデンウィークを振り返る。一人で地元に帰省したりした。
高校の友人と、当時の担任教師と飲み。先生はもう60歳にもなろうとい
うのにフルマラソンを走ったりしているようで元気そうで何より。ある
先生が逮捕されたりしてたのでその話やら、コロナ禍で学校はどんな対
応をしたかとか、そんなことが話題にあがった。こうして昔の恩師と酒
を酌み交わせるのも、また面白いなぁと思う。
お世話になっている地元の美容院へ。担当の美容師さんから、「実はこ
の店舗、潰れるんです」と聞かされた。どうも技術者が集まらないらし
い。今お世話になっている美容師さんは、別店舗の店長になるとのこと。
いろいろ移り変わっていくなぁ。
また昔の婚活仲間とも飲み。その多くが結婚していて、話題は子育てと
かについてとか、子供の遊び場の話とか、どこのスーパーが安いとか。
なんだか随分と地に足の着いた話をするようになったもんだ。時代は流
れていくなあ、としみじみ。
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4月27日
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最近の仕事は、ちょっと違った分野の開発をすることになり悪戦苦闘し
ている。知識もそれまでと違う内容が求められ、いまだ付け焼き刃でや
っている。この分野では若手にも劣ってくるため正直居心地が悪い。転
職してから携わってきたAIの分野では、よそから「相談のってほしいん
だけど」と意見を求められたりもする自分だが今携わってることではか
らっきしだ。やることに時間はかかるし、迷惑もかけるで自己肯定感が
バキバキ削られている。それでも、まぁいいかと開き直りつつはある。
なんだかんだでやり遂げはしているしそして自分には別の専門分野があ
るのだ。それでも早くこの作業から逃れたいなぁ。
先日、奥さんの友人が訪ねてきた。その際に、その友人さんが誤って別
の住人さんの駐車場に駐車、そうしたら出庫できないよう目の前に住人
の車が置かれたという出来事があった。たしかに自分の駐車場によその
誰かの車が停めていたら腹立つのはあるかもだが、俺ならそこまではし
ないかなぁ。その住人のところに謝りにいき事なきを得たのだが、奥さ
んは「ホント意地が悪い!」と怒っていた。ただ、俺は奥さんのお母さ
んからわりとひどい罵詈雑言をあびた過去から(君のお母さんもたいが
いだけどね)と思ったりした。「今後も関わりがある人への発言や行動
は考えてすべきだよねぇ」と言ったけど、それはそのまんま義母向けだ
ったりする。
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4月14日
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大学友人らで集まり去年亡くなった友人の墓参り。以前彼の実家に訪れ
た際、ご両親が彼の近年の写真がないと言っていたので収集した写真集
を手渡してきた。そのあとは花見。ちょうど祭りがやっていて町はにぎ
わっていた。よい場所を陣取ることができ、お酒を飲みながらいろいろ
話した。そのあと居酒屋行く流れになったが、ひとりのごり押しでカラ
オケへ。その彼は両親の介護があるらしく現在無職。いろいろあるんだ
ろうな、そして歌い曲でもあるんだろうなと思っていたところ、彼の入
れた曲が「にんげんていいな」で、まわりから「お前病んでんのかい!」
と総突っ込みが発生した。
友人ファミリーが訪ねてきて、子供と対面。娘さんたちもテンションあ
がってた。小学6年の娘さんが「癒されすぎてしんどい!」と言ってた。
また、友人からおむつケーキをいただいた。こちらも友人ファミリーに
とっても良い時間になったと思う。
子供も3カ月ごろにはいろいろ出来るようになりものに手を伸ばしてつ
かみだしたり、笑顔が増えたり、「キューキュー」みたいな高い声をあ
げたりしてきた。まだ一緒に暮らしはじめて数週、はじめはよそよそし
かったが最近は少しずつこちらにも興味を向けるようになってきた。
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4月1日
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友人夫妻が子供を連れて遊びにきた。子供はほぼ1歳年上。お菓子を豪
快にこぼしながら食べる姿を見て、来年の今頃はうちの子もこんなふう
になっているんだろうかと想像する。また友人夫妻は近々第二子が生ま
れるという。お互い家族の形も変わっていくけれど、この先も家族ぐる
みの付き合いができたらと思う。
子供ができて思ったこと。
・男の子でもかわいい。でもたまにお笑い芸人のあいつに似てるななど
と思ったりもする。
・寝かしつけは持久戦だが、おむつ・腹のすき具合がよくないと失敗す
る。
・意外にどうにかなる。最近は夜9時間くらい寝てくれるようになった
からかだいぶ楽。こちらが一番きついと思うのは夜泣きの対応だったが、
それがないだけでだいぶ違う。また仕事柄AI情報を日々キャッチアップ
する必要はあるものの、子供をトントンしながら耳からインプットする
ことでどうにかなってる。
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3月23日
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妻が子供を連れアパートに帰ってくるとのことで、週末の義実家通いが
終わりをつげた。義実家をあとにしたタイミングで「俺、おつかれさま
〜」と自分をねぎらってあげた。僕から見れば、義母は味方ではなく敵
だった。また子供が昼寝した隙間時間なども、義実家では好きにすごせ
ず、そういう意味でも窮屈だった。まぁ、今の気分はたとえるならこう。
(俺はタバコ吸わないけれど)タバコ禁止の義実家で週末を過ごさざる
を得ず、義実家を後にしたタイミングで「やった、解放された!」みた
いな感覚だろうか。
子供を迎え入れるにあたり、生活空間の準備。そして週末、妻が子供を
連れてアパートへ。不安もあったが意外にどうにかなるものだ。ただ、
現在は子供が昼寝をしても30分で起きてしまい、世話する時間が比較的
長かったりはする。
それでも、義実家で過ごすより心が断然楽だなと感じる。そして、子育
てしながらも自分のこともそれなりに出来てしまえるものだな。さて、
これから平日(アパートからのリモートワーク)が始まっていくがどう
なっていくのやら。
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3月12日
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子供が生まれてから妻・子供ともに義実家に帰省中。こちらは義母に怒
鳴られてからというもの「仕事忙しくなってきてね」とウソをつき休日
しか顔をださないようにしている。あれから怒鳴られたりはしないもの
の、人の家では手持ち無沙汰になるし、その過ごし方を見られている・
評価されていると思うとしんどい。
ここ最近は義実家に行く際にはいつも憂鬱だ。子供と暮らすことになっ
たら、それはそれで大変なんだろうが、早く義実家に行く生活が終わん
ないかなぁと思う。
大学友人と飲み。彼は家電量販店の店長。仕事のこと、子育てのことな
どいろいろ話した。夜10時近かったから店を出たものの彼から「もう一
軒行きますか」との誘いがあり、それはそれで楽しく飲んでもらえてる
のが分かってよかった。そして、AIの話を少し。今のAIはこちらの要望
に対し、インターネットから情報を集めよしなにまとめてくれる。その
AIにまとめさせた「ドラム式洗濯機の各メーカーの特徴」を見せたら「
これ店舗でお客さんに説明してる説明まんまだよ」と言ってた。
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2月28日
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赤ん坊の寝かしつけの話。赤ちゃんには背中スイッチなるものがあり、
寝かしつけてもベッドに置くと目を覚ましてしまうというのは有名な話。
ただ近年、寝静まってからも抱っこを継続すれば深い眠りになってそう
すれば大丈夫よということを耳にした。ただ残念なことに、人は思って
いる以上に単調なことを続けられないのだ。寝静まってしばらく抱っこ
を継続、「10分くらいたっただろうか」と思ったら7分しかたってなか
ったというのは僕の話。そこで僕はイヤホンしてインターネット記事を
音声化したものを聞きながら過ごすようにしている。こうしてれば20分
継続しても苦ではない。賛否はありそうだなと思いつつ。
ChatGPTの「Deep Research」という機能に興味をもち、月額3万ながら
先日エイヤッと契約をした。こちらが与えた調査指示に対し、AIがイン
ターネット検索、ときには論文を読み込みレポートにまとめてくれる機
能だ。「すごいぜ!」と思った一方で「価格分の価値を見いだせていな
い」という感覚があった。ただ触っていく中で「いや、価値を作り出せ
るのでは」と意見が変わってきた。例えば、なんらかの実行する場合、
僕らは「調べる→理解する→実行」という手順が必要になる。「自分で
調べる」というのは曲者で、良いサイト・良い本を探し出すのには時間
がかかるし、実際読んでみたものの情報量が薄くてがっかりするなどは
よくある話。その時間がゼロになる、またなんらかの新規性のある情報
も得られる。論文まで網羅してるからね。調査時間が削減することによ
り、取り組むまでの時間が圧縮される。結果として、アクションできる
回数が増えることにもつながっていく。
最近は、気になることをAIに調べさせ、それを音声化して、散歩中、運
転中、抱っこ中に聞くようにしている。調べさせた内容は「〇〇市の安
い車検工場教えて」「ドラム式洗濯機のコスパ良い機種教えて」「子供
のネントレについて教えて」「金の価格はなぜあがってる?今後どうな
るの」とか。1日1トピックでも知識として仕入れていけたら1年後ど
うなっていくか。もちろんプライベートにもつかえるし仕事にもつかえ
る。そう思うと、意外に活躍の場は広いのではと思い始めている。
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2月22日
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最近はいろんなとこでAI活用の話を聞くようになった。うちの会社も今
年のはじめ、社長から「AIを使って生産性をあげていく」との通達があ
り、会社をあげてのAI活用がはじまった。多くの社員が参加するスレに
は日々AIで試したこと、その結果が書き込まれている。こうなってくる
としんどいのが自分。AI開発者として採用され、そこを主戦場にしてき
た人間が他の人らにおいそれと抜かれるわけにはいかない。ただ毎日な
にかしらのAIのニュースが発表される中、アップデートをおこたると、
あっという間に追い抜かれてしまうだろうというという危機感はある。
AIに注目が集まるのはいいことだが、日々追い立てられている気分で過
ごしている。
そんなAIのニュースで、最近ChatGPTの「Deep Research」なる機能が爆
誕した。これはユーザーの質問に対しAIがインターネットから情報をか
き集めレポートを作成してくれるという機能だ。「これは触れておかね
ば」と直感的に思った。しかし、この機能、月額33,000と超高額なので
す。毎月、ニンテンドースイッチが買える、うちの家賃の半分、と考え
ると恐ろしい金額だ。ただ一カ月限定とし支払い。好奇心はとめられな
いのだ。実際に使ってみるとすごい。仕事上での調べものもいろいろま
とめてくれるし、プライベートの件でも「この地域の中古物件事情調べ
て」とさせると価格帯、おすすめ地域、その地域で使える補助金などま
でまとめてくれた。いやぁ、これを同僚が仕事で使ってきたら太刀打ち
できないね、と思う。毎月とは言わないが、いざとなったら使うのもあ
りだろう。
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2月14日
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義母との関係が修復不能になり、そんな義母を俺も見限った話。週末は
義実家に宿泊し子供の子守りの経験値をためている。そんな日曜、義母
に言われたのが「もっと父親としての自覚を持ちなさい!」だった。正
直言われたとき、なにを指しているのか分からなかった。朝俺ひとり起
きるのが遅かったこと?ただそれも子供の寝かしつけを朝4時までやっ
てたからだしなぁ。自分の育児が 100点だなんて口を避けても言えない
が、それでもひとりで半日面倒みることになっても大丈夫、くらいの手
ごたえはある。そのあとも義母は、僕が靴下片方だし忘れたことに対し
「私たくさん探し回ったの!そういうのホント嫌い!」と言ってきた。
義母の中ではもうロックオンしたのだろう、そのあともひどかった。妻
があとで「あの人は苦労人だったから」と言ってたけどそれで済む話で
はない気がした。
そのあと、友人夫妻や親に今回の話を聞いてもらったけど、どうであれ
普通ではないよね、という話になった。義母ガチャ外したみたいだ。
実は義母には出会って間もないころからいい印象がなかった。僕は自分
の結婚式に仲良い従兄を呼べなかったわけだが、そこには義母の主張が
あったせいで、僕はこの件について長いあいだモヤモヤを抱えたものだ。
それとは別に義母のたまっていたのも想像ができる。当時、義母は「稼
いだ金は嫁に預けろ」とのことを言ってきたが、僕はそれには従わなか
った。僕には僕のやり方があったからだ。口をだす義母、従わない僕と
いう構図は良い関係を生むはずがなかった。(まぁ、成人した二人の生
活に親がしゃしゃりでてくる必要もないんだけどな)
この週末の出来事で、いろいろむかついたり悔しかったりしたがなんと
か気持ちは落ち着きを取り戻した模様。別に人を怒ることを間違ってる
とは思わない。それでもイジメスイッチがはいったかのように、人に罵
詈雑言をぶつけてきたこと。そんな70歳になろうという人間が聡明だと
僕には思えない。自分はあんな人間になってはいけない。「僕はあなた
のような人間になりたくない」そんな人間から発せられる言葉にもう耳
を貸す必要もないだろう。次会って何を言われてもその精神でいけば大
丈夫。
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2月7日
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子供の一カ月検診。普段、自分ひとりで病院に行くことなど造作もない
ことだけれど、子供を連れて行くとなると一大イベントになるんだなと
知った。急に泣き出す子供の対応、授乳室を探してのおむつ替え。それ
でも、検査で「異常ないですね」と言われると、ちゃんと育っているん
だなと少しウルッとした。
奥さんは「自分の子供は別格だ」と言う。もちろん自分もかわいらしい
と思うが、そこには自分の子だからというブーストはかかっていない。
妻が抱く感情と自分のそれとは違いそうだ。それは長い間おなかの中に
いたのも大きいのだろうが、
男は子供生まれる前後でホルモン(オキシトシン)の分泌変わらないし
なと妙に納得してしまった。
義母にいっとき嫌われた件。ここらへんの地域の人って口調がきついの
ですよね。そして義母は「自分は正しい」と思っている体がある。ある
晩飯のこと。いただきますをし肉に手を伸ばそうとする自分に「肉から
食べるな!」と強い口調で言われた。ちょっとその言い方にムッとなっ
てしまい、「たしか厚労省が野菜から食べたほうがいいと言ってたんで
すけど、最近その一文が消されたんですよね」と返してしまった。それ
がよくなかったのだろう、次に会った時には一切口をきいてくれなかっ
た。そんな態度じゃ板挟みにあう嫁さんがかわいそうでしょと思ったり
もした。まぁ、次のタイミングでは元には戻ったけれど、少し気を付け
るべき案件だなと思った。
ただ、義母の言い方も自分の言い返したことも、子供が生まれたことに
より関係性が更新された結果なのかもしれないなと思った。
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1月29日
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週末、義実家に宿泊。初の2泊3日の子守りに挑戦。おむつ替えやミルク、
寝かしつけ、沐浴。これでも一通りのことはこなせるようになるぞとい
う心意気ではいる。初めてづくしの経験ではあったが、どちらかと言え
ば想像よりは何とかなりそうという所感。よく「子供が出来ると自分の
時間が無くなる」と聞くが、まぁそれも工夫次第だろう。確かにこの先、
義両親のサポートが無くなり、今のままでの仕事・家事に育児がのしか
かってくるとパンクしてしまうだろうけど、ここらへんも工夫できる余
地は多分にある。ただ、寝かしつけで長時間だっこをした翌日は体がだ
るくなったのも事実。普段運動もしない生活なので、今後体力づくりに
はしっかり取り組まなきゃなと思う。
また、両親がやってきて孫との初の対面。両親は「かわいい」「かわい
い」と何度も繰り返し言っていた。あんまり親孝行的なことができてこ
なかったが、少しは親孝行になったのではないかと思う。
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1月22日
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先週友人が亡くなったことを知り、今週は大学の友人たちと彼の実家に
弔問に行ってきた。亡くなってから既に3カ月が過ぎており、そういう
意味ではご両親が落ち着いたタイミングで訪れることができてよかった。
遺影を見て「お前本当に亡くなったんだな」と実感がこみ上げてくる。
頭の血管が切れ意識不明となり、意識が戻る可能性もなかったために延
命を打ち切ったという話には、いたたまれなさを感じた。近くのお墓に
も行き手を合わせてきた。彼は両親によく友人の話をしてたらしい。ご
両親の「たまには思い出してあげてくださいね」との言葉が切なかった。
その後、友人たちと居酒屋へ。「なんか『こっち来てるんなら声かけて
よ』と言って現れそうだな」との言葉にほんとだなと思った。
子供も問題なく退院し、今は妻と義実家にいるのだが、実はあまり会う
機会がない。先週、今週と仕事で東京に行ったり、弔問に行ったりと外
出が多く、インフルをもらってくる可能性も考えて一応期間をおいてい
る。今現在も父になった実感はほとんどないが、会って抱きかかえると
やはり赤ちゃんはかわいいなぁと思う。泣いているのをあやすことも苦
ではない。今は抱っこすればそれなりに寝てくれるので手がかかる印象
は少ないが、こういうのは波があるのだろうか。
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1月15日
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会社の経営方針発表会で東京へ。社長の話の中で出社回帰するとの発言
がありヒヤヒヤする。(さすがに距離的に無理な自分は対象外だろうけ
ど、特別扱いされるってのも気が引けてしまうよな)その他には「AI
を業務に活用していく」とのこと。いよいよ自分の存在をアピールして
いく時期が来たのかもしれない。懇親会では普段直接顔をあわせない人
たちと話せた。
解散後、同部署のひとりと飲みにく。あまり話したこともなかったが年
齢もそして空気感も近い人だった。仲良かった同期がいなくなったタイ
ミングだったので、話せそうな人が増えてよかった。
大学友人が亡くなっていた話。去年の10月くらいから友人の一人と連絡
がとれなくなっていた。LINE送っても既読がつかない。ちょうど仕事が
忙しくなったとも聞いていたので、病んでるのかもななどと思っていた。
年が明け、グループで「あけおめ」メッセージが交わされるも反応もな
く既読もつかない状態に、いよいよやばいかもと思い始めた。友人2人
に共有し、そこからいろいろ調査がはじまった。やがて友人の一人が、
彼の顔なじみのコンビニに電話をかけ、そこの店長さんから彼が既に亡
くなっていることを教えられた。また彼の親父さんと電話で話すことが
できた。原因は仕事中の突然死で、友人らに報告しようとしたものの、
携帯がロックされて無理だったらしい。
数カ月前、一緒にお酒を飲んだ。俺の結婚式にはかけつけ受付をしてく
れた。いつも「俺はオカちゃん頑張ってるの知ってるからさ」と言って
くれてた。もうお前に会うことは出来ないんだな。まだまだ一緒に馬鹿
話をしたかった。突然すぎるだろ…。
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1月10日
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冬休み。妻の出産が間近のため、帰省はせずそのほとんどをアパートで
過ごすことになった。それでもちょっとは有意義な休みにしようと、自
分のためにアプリを作ることにした。最近は技術トレンドが次々移り変
わっているので、そのキャッチアップを少しでも楽にするアプリを開発。
結果、4日ほどかけた大作が出来上がった。自分でも太鼓判の良いアプ
リに仕上がった。今後、子育てで忙しくなるだろうけど、このアプリが
エンジニアでい続けることをサポートをしてくれるはず。
そしてその冬休み、ついに子供が生まれた。前日から入院していた妻か
ら深夜に呼ばれた。陣痛室に通されると、痛みにもがいている妻の姿が。
出来ることは少ないが、陣痛時にはテニスボールを押し当ててサポート。
それが深夜から朝まで続いた。妻の方がよっぽど辛い時間だったと思う
けれど、仮眠も出来ない状態に「なるほど、夜泣きで寝れないしんどさ
はこういうものか」など思ったりした。やがて分娩室に移り、医師たち
が集まって騒がしくなった。そしていよいよ分娩。数時間かかるだろう
と思って臨んだが、医師のサポートのおかげで数十分で赤ん坊が取り出
された。「うぉ、出てきた!」が第一の感想。思わず涙が出てきた。初
めて見る赤ん坊にちっちぇ〜、血だらけなんだなと思った。なにより妻
も赤ん坊も無事で良かった。助産師たちもひき、しばらく3人だけの時
間を過ごした。けっこうおとなしいんだなと思う。赤ん坊はあまり僕に
似ていないようで、それはそれでよかった。まぁ、これといった抱負は
ないが、これから子育て頑張っていくかと思う。
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